人混みを避けてゆったり「あじさい」鑑賞!関西の穴場スポット

雨の日が続く梅雨。お出かけするにも行ける所が限られてしまいますね。そんな時期に見頃シーズンを迎えるのが「あじさい」です。雨の日、雨上がりの日にこそ美しく咲く「あじさい」鑑賞に出かけませんか?

関西にも名所と言われるスポットがたくさんありますが、雨の日のデートは人混みを避け、雨音と共に静かに過ごすのが気持ちいい。ドライブデートがてら郊外の方まで足を伸ばしてみましょう。穴場スポットもたくさんあり、優雅な休日を過ごすことが出来ますよ。

大阪の郊外にある、関西の穴場あじさいスポットを紹介します。

 

【大阪府泉南市】長慶寺


▶出典:泉南市観光ガイド 恋するせんなん

大阪の穴場スポットなら、泉南市の長慶寺で綺麗な「あじさい」が見れますよ。和歌山も近い泉南までくれば人も少なく、ゆったりとあじさいを鑑賞できますね。

1,300年近い歴史のあるお寺ですが、すっかり荒れ果てていて、現在のように綺麗に整備されたのはここ5〜60年のこと。やり手の住職さんには頭が下がります。ちょっと高台に位置するので、泉南市を一望することができます。天気が良ければ関空や淡路島も見ることができますよ。

仁王門前にある100段の石段が続く参道。この石段の「女性は33段目・男性は42段目」で厄除け祈念すればご利益があるそう。子供の頃に返って1段1段数えながら登りましょう。その石段の両サイドに植えられた紫陽花は見事です。仁王門へ続く奥行き、グワッと迫る大輪の紫陽花で「映える写真」が撮れますよ。

こじんまりとしたお寺ですが、他にも紫陽花の谷、青もみじと共演した紫陽花の小道などいろんなスポットがひしめいています。ゆっくりと見て回りお気に入りのスポットを探してみましょう。

あじさいの見頃時期

6月中旬〜下旬

拝観料

無料

アクセス

電車

JR阪和線「和泉砂川駅」より約16分、
JR阪和線「新家駅」よりコミュニティバス乗車、「市場青年会場前バス停」より約10分

自動車

阪和自動車道「泉南IC」より約8分

駐車場

無料

近くのカフェで一息入れよう


▶公式:rojica

南海「樽井駅」の方へ車を走らせると、赤レンガ造りのオシャレな建物があります。大正時代に建てられた紡績工場を利用した多目的スペースの「rojica」。

イベントスペースだけでなくカフェの営業もされています。天井の高い落ち着いた雰囲気。座席もゆったりと配置されているので、優雅な時間を過ごせますよ。

ランチ営業・カフェ営業と続いて営業されています。ヘルシーなメニューを提供しているランチで利用するのも良いですよ。

みんなの長慶寺の感想

 

【京都府西京区】善峯寺(よしみねでら)


▶公式:善峯寺

京都の西の端に位置する善峯寺。京都西山の町並みが一望できる高台にあります。山の中腹にあり、3万坪もの広大な敷地があるので、境内を歩き回るのはなかなか体力がいります。足腰に自身がない人は敬遠することを考えれば穴場スポットといえるでしょう。

ぐるっと一筆で一周できる回遊式庭園となっています。約40分ほどで1周でき、途中にトイレもあるので安心。境内の色んな所であじさいが植えられていますよ。

斜面を生かした「あじさい苑」は、8,000株ものあじさいが斜面を色鮮やかに彩ります。あじさい越しに望む京都の町並みが見られるのも魅力ですね。雨の日など霧が出ていても、それはそれで幻想的な風景になりますよ。

紫陽花の他にも、春の桜・秋の紅葉も有名です。また違う時期に訪れてみると違った顔が見られますよ。

あじさいの見頃時期

6月中旬〜7月上旬

拝観時間

8:00~17:00

拝観料(入山料)

大人 500円
高校生 300円
小・中学生 200円

アクセス

電車

JR京都線「向日町駅」・阪急京都線「東向日駅」より、阪急バス66番(善峯寺行き)乗車、終点「善峯寺バス停」より徒歩約8分

自動車

京都縦貫道「大原野IC」より約15分

駐車場

500円

善峯寺近くのお食事処


▶公式:よしみね乃里

善峯寺からの帰り道、すぐの所にお食事できるスポットがあります。その名も「よしみね乃里」。春の筍、秋の松茸と季節の定食やお漬物が有名です。

紫陽花の時期はどちらにも含まれませんが、うどんや蕎麦もあるのでランチはここで決まり!京つけものや佃煮の販売もあるので、お土産も買えちゃいますね。

みんなの善峯寺の感想

 

【奈良県桜井市】長谷寺


▶公式:長谷寺

奈良は桜井の大神神社から宇陀へ抜ける途中にある長谷寺は、「花の御寺」と呼ばれるほど、四季を通じて花や紅葉を楽しむことのできるお寺です。

名所の1つにはなりますが、平日はそこまで人出も多くないので穴場といえるかもしれません。

長谷寺は真言宗豊山派の総本山で、多くのお坊さんが修行に励んでいます。凛とした雰囲気の境内は広大で、10,000株ともいわれる紫陽花がいたるところに咲いています。青、紫、ピンクとカラフルに染まる姿が美しい。特に、本堂方面から少し外れたところにある「嵐の坂」のあじさい園は圧巻ですよ。

三重塔跡からの眺め、紫陽花と青もみじとのコントラストなど見所もいっぱいです。 春は桜、初夏は牡丹・山吹、秋には紅葉と、違う時期にも、もう一度訪れてみたくなることでしょう。

見頃時期

6月中旬〜7月中旬

参拝時間

8:30〜17:00

入山料

中学生以上 500円
小学生 250円

アクセス

電車

近鉄大阪線「長谷寺駅」より約15分

自動車

名阪国道「福住IC」より約20分

駐車場

500円

お土産ならココ!草餅・奈良漬けをチェック


▶公式:総本舗 白酒屋

参拝後には、長谷寺からすぐの所にある「白酒屋」で草餅はどうですか?香りの良い天然ヨモギをふんだんに練りこみ、職人による杵づきされた草餅は、明治の頃から続く名物です。

さらに、奈良といえば「奈良漬け」ですよね。こちらの奈良漬けはなんと3年もの!もともとは造り酒屋だった縁を生かし、本場の奈良漬けを作っています。「瓜・生姜・胡瓜」と種類が豊富なのも専門店ならでは。奈良漬けが苦手でもちょっと挑戦してみて。きっとファンになっちゃいますよ!

みんなの長谷寺の感想

 

【和歌山県有田市】仁平寺(にんぺいじ)


有田市 観光協会

和歌山の有田市にある「仁平寺」は無住の地元のお寺。その分穴場スポットといえるでしょう。

境内には藤の木やあじさいが植えられ、オンシーズンにはこじんまりとした境内に1,000株ものあじさいが所狭しと開花します。見渡す限りの「あじさいの花」の中を歩くことができますよ。小さな本堂は、押し迫るあじさいの花たちで華やかな印象に。

あじさいの見頃シーズンには、地元の商工会議所の方たちによる出店が立ち並びます。地元産の野菜、みかん、にんにく、あじさいの花まで売っていますよ。家で育ててみても面白そうですね

見頃時期

5月下旬〜6月中旬頃

料金

無料

アクセス

電車

JR紀勢本線「紀伊宮原駅」より約30分

自動車

阪和自動車道「有田IC」より約10分

駐車場

無料(隣接ゲートボール場・紫陽花シーズンのみ)

あじさいを見た後は、海沿いカフェへ


▶公式:rub luck cafe

普通に通れば絶対に気が付かない、見た目は完全に倉庫なカフェ。1階で注文と会計を済ませ2階へ上がります。きっとこの時点で驚きの声を上げ、心を掴まれちゃうことでしょう。

仕切りも何もない広いスペースにぽつぽつとソファが。空間の使い方が贅沢で、一つ一つのソファは不規則に、しかもかなり広めのスペースが取られています。美術館かアトリエに紛れ込んだかのようなオシャレ空間。置いてあるものは少ないのに醸し出すハイセンス。まったりとした時間が流れています。

海に向かって並べられたソファに座り、窓から入ってくる暖かい夕日を浴びる。最高の贅沢ですね。ソファにはウトウトしながら寄り添うカップルなど、長時間滞在している人達も多いですよ。

名物は「しらす丼」に「フレンチトースト」。

黒米と一緒に炊いたお米の上に、目の前の海で採れた「しらす」がどっさりと。乗っている梅干しも自家製。早々に売り切れることも少なくありません。

フレンチトーストにはバゲットが使われていて、もっちりと食べごたえのある食感。真ん中にバニラアイスがトッピングされ、たっぷりのメープルシロップと一緒に食べるともう幸せですね。

みんなの仁平寺の感想

 

他にもまだある「あじさい」の名所

あじさいの名所、絶景スポットや「あじさいまつり」を開催しているスポットは以下で紹介しています。家から近い行きやすいところもあるのでチェックしてみて。

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