彼氏と浴衣でデートに行きたくなる!京都で七夕祭りに行こう

織姫と彦星が1年に1度だけ会うことが出来る七夕。このロマンチックな日にデートに出かけるカップルも多いですよね。

関西には、浴衣を着てデートに出かけるにもぴったりな「七夕祭り」が行われるスポットが多くあります。七夕時期にお祭りに出かけると、今年も夏がやってきた感じがしますよね。

今回は、七夕に浴衣姿がとっても絵になる「京都」のお祭りスポットを紹介します。場所によっては「旧暦の七夕」時期に行われる場所もあるので、開催時期はきちんと確認しましょう!

 

【京都市】京の七夕


▶公式:京の七夕

旧暦の七夕にあたる8月に、京都の夜をライトアップするイベント。市内数ヶ所に分かれた会場それぞれが違ったイベントを行っています。期間もある程度設けられているので、いろんな会場に出かけられますね。

メインとなる会場は「堀川会場」と「鴨川会場」の2つ。どちらも和装で訪れると先着でプレゼントがもらえます。せっかくの七夕なので浴衣でお出かけしちゃいましょう!

開催期間

8月上旬〜中旬頃

開催時間

17:00〜21:00頃

 

堀川会場

堀川会場では、二条城前駅からすぐの、「堀川遊歩道」を北へと歩いて行く途中に、ライトアップされたオブジェが続きます。

友禅を育んできた堀川らしく「友禅流し」をイメージした演出や、竹と青いLEDを使った美しい「光の天の川」など、思わず見とれてしまいます。

「一条戻橋」付近まで2km弱続く堀川会場ですが、様々な会社や大学などの出店も多く、バラエティ豊かな催しが続いていますよ。

アクセス
地下鉄「二条城前駅」下車すぐ

 

鴨川会場

鴨川会場は、「鴨川」とすぐ西に流れる「みそそぎ川」で行われます。川沿いは「七夕」にぴったりですよね。

例年、全国の物産・販売が堪能できる「鴨川納涼」が期間前半に行われます。ライトアップされた鴨川を歩きながら、全国の食を楽しむことができますよ。

竹籠に入った風鈴がLEDで明かりが灯された「風鈴灯」、短冊のいっぱい結わえられた「光の笹」など、鴨川会場ではちょっと落ち着いた雰囲気のライトアップが中心。

鴨川では「友禅流し」の実演まで行われています。鴨川での友禅流しは昭和46年に禁止になり、今ではできなくなっています。昔はこうして「のり」を落としていたのかと感慨深くなりますね。

アクセス

  • 京阪電車「三条駅」・「祇園四条駅」下車すぐ
  • 阪急京都線「河原町駅」下車すぐ
  • 地下鉄東西線「三条京阪駅」下車すぐ

 

【京都市上京区】北野天満宮・北野七夕祭


▶公式:北野天満宮

「京の七夕」の会場のひとつ北野天満宮でも七夕祭りが行われます。笹飾りで飾られた境内もライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。

「青もみじ」が綺麗な時期であり、豊臣秀吉によって築かれた「史跡御土居」と合わせて楽しむことができますよ。

一番の見所は、御手洗川足つけ燈明神事です。靴を脱いで、ロウソクに火を灯しながら御手洗川に入水。足首まで水に浸かり、清らかな水で邪気を祓いながら進みます。水みくじを引いた後に、川から上がりロウソクを献灯。こんな神事、他では体験できないですね。

「石の間通り抜け」もおこなわれ、神職しか入れなかった「石の間」を通り抜けできます。ここは拝殿と本殿の間にあり、神と人間の世界をつなぐ神聖な場所。

もちろん普段は公開されていない場所です。灯籠の回りに鏡や刀・それらを守るように置かれた狛犬など厳かな雰囲気が漂いますよ。

開催期間

8月上旬〜中旬

開催時間

〜21:00頃

料金

「御手洗川足つけ燈明神事」
9:00~20:00頃 初穂料300円(御手洗ろうそく付き)

「御本殿石の間通り抜け神事」
16:00~20:00頃 初穂料1,000円(御手洗ろうそく・水みくじ付き)

アクセス

  • 市バス「北野天満宮前バス停」下車すぐ
    JR「京都駅」より市バス50・101系統
    JR・地下鉄「二条駅」より市バス55系統
    JR「円町駅」より203系統
    地下鉄「今出川駅」より市バス51・102・203系統
    京阪「出町柳駅」より市バス102・203系統
    京阪「三条駅」より市バス10系統
    阪急「大宮駅」より市バス55系統
    阪急「西院駅」より市バス203系統
  • 京福電車「白梅町駅」より徒歩5分

とうふ屋さんへちょっと寄り道

すぐ近くにある「京とうふ藤野 本店」で豆腐料理はいかがですか?15:00までランチをしているので遅めのランチ+カフェでほっこりと夕方まで過ごせますよ。

ランチメニューは一択。豆腐と湯葉を贅沢に使った「とうふ料理コース」は、湯葉の刺身や豆乳衣の天ぷらなど、ここでしか味わえないものばかり。人気があるので売り切れてしまうことも多いです。

カフェとしても使え、生麩とおとうふソフトの「うふふソフト」と丹波の黒豆コーヒーで優雅なひとときを過ごすのもおすすめです。

 

【京都市左京区】貴船神社


▶公式:貴船神社

京都の奥座敷「貴船」は、中心地と比べて気温も低いので夏に訪れるのにピッタリな避暑地。

貴船の真ん中に位置している貴船神社では七夕からお盆にかけてライトアップが行われます。鞍馬も近い山の中、夜間に訪れる貴船神社はどこか影のある幽玄な印象ですよ。昔にタイムスリップしたような境内は、不思議な力が宿りそうですね。

ライトアップされた美しい青もみじに加え、笹飾りもされています。みんなの願いが込められた短冊が風になびき、あたたかい色でライトアップされた笹飾りは見ものですよ。

みんなに倣って、願いを込めた短冊を笹に結わえましょう。

貴船神社に来たら「水占みくじ」は外せません。ライトアップされた夜間も引くことができますよ。水占みくじは、ご神水に浮かべると文字が浮かび上がってきます。水の神様を祀る貴船神社なので、まるで神様のお告げのようですね。

開催期間

7月7日〜8月15日

ライトアップ時間

夕暮れ〜20:00(土日祝のみ21:00まで拝観時間が延長)

アクセス

叡山電車「貴船口駅」下車、京都バスにて「貴船バス停」下車、徒歩約5分

川床で流しそうめんを堪能しよう

貴船の川床は有名ですよね。川の上に引かれた床でいただく食事は涼を取るにもぴったりです。そんな川床でいただくメインは懐石料理。記念日ならまだしも、普段のランチには手を出しくいお値段。

京都貴船 料理旅館 ひろ文」では、川床で会席料理だけでなく「流しそうめん」を堪能できますよ。価格も1,300円とリーズナブル。手軽に憧れの川床を体験できちゃいますよ!

ただし、非常に人気なため平均3時間待ち。予約もできないので待つ必要があります。自分の番までは自由にしておけるので、「貴船神社 奥宮」などに出かけてみると良いですよ。

 

【京都市西京区】松尾大社・七夕まつり


▶公式:松尾大社

松尾大社は1300年以上前に建立された社。室町時代末期以降は、「日本一の酒造神」と崇められています。奉納されている酒樽の量がスゴイです。

7月7日には「七夕まつり」が行われます。本殿前には色とりどりな短冊が取り付けられた笹が掲げられ、ライトアップも。屋台も出ていてお祭り気分も盛り上がりますね。

18:30に太鼓が打ち鳴らされ「七夕まつり」が始まります。祝詞の奏上や、穢れを祓う儀式、神楽や地元高校による演奏の奉納などが行われます。金魚すくいやヨーヨーすくいもありますよ。

夜も更けてきた20:00から一之井川で行われるのは燈籠流し。ほんのりと幻想的な光を放ちながら、揺られる燈籠は、見ているだけで穏やかな気持ちになりますね

「七夕まつり」開催日

7月7日

「七夕ゆめ灯籠」燈籠流しの時間

20:00より一之井川にて燈籠流し

拝観料(庭園・神像館共通)

大人 500円
学生 400円
子供 300円

「七夕特別祈願・七夕ゆめ灯籠」料金

初穂料 各1,000円

アクセス

電車

阪急嵐山線「松尾大社駅」下車、徒歩約5分

自動車

京都縦貫自動車道「大原野IC」より約20分

駐車場

駐車場あり(参拝者のみ1時間無料)

 

【京都市】地主神社・恋愛成就七夕祭


▶公式:地主神社

清水寺境内に位置する地主神社は、京都で一番知名度のある「縁結びの神社」ですね。10mほど離れた石から石へ目を閉じて歩き、もう一方の石にたどり着くことができると「恋の願い」が叶う「恋占いの石」が有名。

最近では外国からもこの「恋占いの石」を目的に訪れる人が増えています。そんな地主神社では7月7日に「恋愛成就七夕祭」が行われます。

「恋愛成就」とあって、女性やカップルで盛り上がります。「七夕こけし」がメイン。お祓い紙で作られた「織姫と彦星」に見立てた一対の「こけし」に自分の名前と、相手の名前を書きます。紙を固く結び合わた後、大笹に吊るし成就するよう祈祷します。

相手がいない人は理想のタイプを書けば良いそう。古から続く縁むすびの神様にお願いすれば、良縁が成就しそうですね。

開催日

7月7日

開催時間

14:00

拝観料金

無料

*ただし「清水寺」拝観料が必要
「高校生以上」400円
「小・中学生」200円

アクセス

JR「京都駅」から市バス206・100系統に乗車。「五条坂バス停」「清水道(きよみずみち)バス停」下車、徒歩約10分

 

【京都市上京区】白峯神宮・精大明神例祭「七夕祭」


▶公式:白峯神宮

蹴鞠の神様「精大明神」が祀られ、サッカー選手に人気が高い白峯神宮。サッカーだけでなく、スポーツ関係者からの信仰も厚いです。

精大明神は蹴鞠だけでなく「和歌・七夕の神」とも伝承され、7月7日には七夕祭りが行われます。

お祭りでは、装束に身を纏った鞠人たちによる蹴鞠が奉納されます。歴史の時間に出てきた「蹴鞠」。実際に見たことがある人は少ないんじゃないでしょうか。

掛け声を出しながら、地面に落とさないよう鞠を回していく様は優雅でダイナミック。平安時代にもこうして行われていたのかと思うと感慨深いですね。

また、地元の少女達による、手芸と芸事の上達を願った「小町をどり」も奉納されます。奈良時代に期限があり、元禄時代には、憧れの的になり乙女たちを熱狂させました。西陣織で織られたあでやかな着物に身を飾り、踊る姿は必見ですよ。

開催時期

7月7日

開催時間

13:30〜

アクセス

地下鉄烏丸線「今出川駅」下車、徒歩約8分

すぐ近くにある和菓子屋さん

堀川通りを渡ってすぐの所には、和菓子屋さん「鶴屋吉信」の本店があります。創業200年を超える老舗中の老舗。

小売だけでなく2階には茶室があり、お抹茶や小倉ぜんざいやかき氷などの茶菓を楽しむことができますよ。

カウンターでは、目の前で和菓子職人が「季節の生菓子」を作ってくれます。出来上がって行く過程を職人さんとの会話と共に見られるのは贅沢な体験ですね。

彼氏も一緒に浴衣で行こう!


浴衣 メンズ 5点セット

彼女は浴衣・彼氏は洋服というカップルも多いですよね。せっかくの七夕デート、2人で和装で出かけたいです。

この5点セットなら必要なものが全て揃っているので、届いたらすぐに着て出かけられますよ。着こなしのガイドブック付きなので、初めてでも安心。

これから花火大会などの夏祭り、秋祭りと浴衣を着れる機会も多いです。この機会に思い切って彼氏に購入してもらったり、もしくはプレゼントしてもいいですね。

 

ちょっと足を伸ばして大阪でも七夕祭り

京都だけじゃなく、大阪でも七夕祭りが開催されています。電車で京都から大阪は30分ほどなので、十分行動範囲ですよね。

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