池は究極の庭園技術!大阪にある池の綺麗な公園で優雅な休日を

マツコの知らない世界でもとりあげられていた池の世界。観光地にたまたまある程度で、普段あまり意識していなかったけど、よくよく考えるとすごい技術のオンパレードである池や庭園。

庭園技術の塊である庭園は手入れも行き届いていて、花の咲く時期・新緑・紅葉・雪化粧と、いつ訪れても美しい姿を見せてくれます。

次のお休みの日には美しい池のある庭園を見に行きませんか?のんびりと池を眺めるデートも素敵ですよね。写真を撮る際にも、池があると写真がぐっと締まります。

大阪で「美しい池」の庭園のあるスポットを紹介します。

 

【吹田市】万博記念公園 日本庭園


▶公式:万博記念公園

サッカー観戦、ロハスなどのイベント、ピクニック、花や紅葉の鑑賞など、大阪近郊に住んでいると何かと訪れる機会のある万博記念公園。公園内「北側」に広がる日本庭園は、1970年の大阪万博時、政府の出展施設として造られました。

日本の造園技術の粋を集めて造られ、手入れも行き届いているので、半世紀近く経った今でも美しい姿を保っています。

中央に位置する「心字池」を中心に左右に広がる日本庭園は、西から東へ川が流れています。上流から下流に行くにつれて時代が進んでいくという面白い庭園で、実際に庭園をぐるっと歩くことができるのも大きな魅力。竹林や滝、池を鑑賞していくにつれ、どんどん時代が新しくなっていくのが面白いですよ。

中央休憩所から見える「心字池」は、文字通り「心」の文字の形をした雄大な池。夏の新緑、秋の紅葉など季節を問わず楽しむことができますよ。築山を背景に美しい木々、石組みに灯籠が配置され、立体的な庭園は、時間を忘れてぼーっと眺めていたい空間です。

開園時間

9:30から17:00(最終入園16:30)

定休日

水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日の木曜日)
*4月1日からゴールデンウィークまで、10月1日から11月30日までの間は無休

入園料(日本庭園・自然文化園共通)

大人 250円
小・中学生 70円

アクセス

電車

大阪モノレール「万博記念公園駅・公園東口駅」すぐ

自動車

近畿自動車道「吹田IC」より5分

駐車場

9:00〜17:30(最終入場16:30)

「平日」最初の2時間400円・以降1時間毎200円(上限1000円)
「土日祝」最初の2時間600円・以降1時間毎300円(上限1500円)

隣の温泉に入って優雅な休日を

関西屈指の広さを誇る露天風呂を備えた「万博おゆば」が、万博公園の隣にあるので、さっぱりして帰りましょう。泉質は療養泉にも認定されているナトリウム塩化物温泉。濁ったような色が特徴です。

5つの深さを持つ露天風呂は、肩まで浸かった後、熱くなったら腰まで浸かった半身浴、足だけの足湯や、ゴロンと寝転ぶ寝湯と自由自在。長い間入っていられる露天風呂ですね。

プラス150円でタオルとバスタオルのレンタルも可能。突然思いついてもOKなのがありがたいですね。

 

【大阪市中央区】大阪城 日本庭園


▶︎公式:大阪城パークセンター

観光客にも人気の大阪城。天守閣にも何度も登ったことがありますよね。でも大阪城に日本庭園があるって知っていました?

いつも通るルートのすぐそばにあり、池越しに見る大阪城は隠れた撮影スポットでもあります。天守閣の南西に位置し、新しくオープンした「ミライザ大阪城」からまっすぐ西に行ったところにあります。ひときわ緑の多いスポットなのですぐにわかりますよ。

昭和6年の天守閣復興時に整備された庭園で、300坪の池が中央に配備されています。当時は東隣にあった紀州御殿の庭園として整備されましたが、現在は残念ながら消失しています。

それでも池に映る「逆さ大阪城」の姿はやっぱり美しい。普段の大阪城とはまた違った見方ができますね。多くの人が訪れる大阪城ですが、あまり知られていないのか、人混みを避けるにもうってつけのスポットですよ。

開園時間

常時解放

定休日

なし

料金

無料

アクセス

電車

JR大阪環状線・大阪メトロ中央線・長堀鶴見緑地線「森ノ宮駅」より約15分

自動車

阪神高速13号東大阪線「法円坂IC」から約2分

駐車場

大阪城公園森ノ宮駐車場・大阪城公園駅前駐車場の2ヶ所あり。350円/1時間

天守閣前に新施設「ミライザ大阪」


▶公式:ミライザ大阪城

本丸広場にあった歴史的建造物「大阪市立博物館」が、ミライザ大阪城として2017年にオープンしています。

土産物屋、カフェ、レストランのショップが並ぶ複合施設。夜には幻想的にライトアップされ、その姿にはウットリ。建物から漏れた光が辺りの雰囲気をさらにアップさせていますよ。

お店に興味がなくても、内装をちょっと覗いてみて!赤じゅうたんの敷かれた「モダンな大階段」に圧倒されますよ!

 

【大阪市天王寺区】天王寺公園 慶沢園(けいたくえん)


▶︎:大阪市

天王寺公園は本当に綺麗になりましたよね。動物園を訪れる際など訪れると、芝生がひかれ、おしゃれなお店が立ち並んでいてびっくりします。

公園内の一角にある「慶沢園」は、賑やかな「てんしば・動物園」と対照的で、静かで落ち着いた雰囲気があります。

見応えのある立派な日本庭園で、池越しに見る「あべのハルカス」や「市立美術館」はとても美しい。標高26mの茶臼山は山というより丘。ちょっとした散歩にもちょうど良いですよ。

「てんしば」でもそうですが、所々にベンチがあるので、ゆっくり時間をかけて堪能することができます。池の周りをぐるっと散歩していると、都会の真ん中にいることを忘れてしまいます。

開園時間

9:30~17:00
<夜間開園>9:30~18:00 ※但し5月、9月の土日祝のみ

定休日

月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始

料金

大人 150円
子供 80円

アクセス

電車

JR大阪環状線、大阪メトロ御堂筋線・谷町線「天王寺駅」より約5分

自動車

阪神高速14号松原線「天王寺IC」よりすぐ

駐車場

天王寺公園地下駐車場
「月~金曜日」
8:00~22:00 200円/30分
22:00~8:00 100円/60分
※当日24時まで最大料金1,600円

「土・日・祝日」
8:00~22:00 300円/30分
22:00~8:00 100円/60分
※当日24時まで最大料金2,400円

てんしばで昼から飲める!「青いナポリ イン・ザ・パーク」


▶公式:青いナポリ イン・ザ・パーク

東京は文京区小石川のレストラン「青いナポリ」は、ヨーロピアンリゾートのような店内で頂くピッツァが大好評。その「アオナポ」姉妹店が天王寺公園「てんしば」にやってきました。

ピザ釜のあるオシャレなイタリアンのお店で、吹き抜け二階建て。てんしばの緑の中佇むその姿は天王寺じゃないみたい。開放感たっぷりなテラス席でBBQとビールが楽しめますよ。自分達でするBBQと違って、片付けしなくて良いのは楽チンですね。

牛のミスジにショートリブ、豚のスペアリブ、ローストチキンなどのお肉は、ビールと相性バッチリ!自慢の「窯焼きピッツァ」マルゲリータも含まれ、おしゃれなアヒージョまで。

雲ひとつないカラッと晴れた日に野外で食べるピッツァは、幸せな気分にさせてくれますね。

【堺市堺区】大仙公園 日本庭園

▶公式:大仙公園

仁徳天皇陵の南に広がる大仙公園は、古墳の多く残る地区にあり、園内にもいくつか古墳が見られます。古墳だけでなく、芝生広場・池・博物館・日本庭園などが集まった大きな公園です。

園内にある「日本庭園」は26,000平方メートルに及ぶ「築山林泉回遊式」の庭園で、対岸に遥か中国大陸を望むように作られています。

桃源台から発した水流が、景勝を織り交ぜながらやがて大海にそそぐように造られ大変美しい。新緑の時期には青い空に緑が良く映え、紅葉時期にはモミジが色づき大変趣がありますよ。

美しさを保つように丁寧に手入れされているので、結婚式の前撮りスポットとしても有名です。

日本庭園では、お茶を飲むこともできるので、こんな素敵な庭園でゆっくりとお茶を飲んで、優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。池の鯉への餌やりも優雅に休日にピッタリです。

例年11月下旬頃にはライトアップイベントも開催。日没から20:00まで、真っ赤な紅葉が水面に反射する「逆さ紅葉」を鑑賞できますよ。

開園時間

「4月~10月」
9:00〜17:00(最終入園16:30)

「11月~3月」
9:30〜16:30(最終入園16:00)

定休日

月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)、年末年始

日本庭園入園料金

大人200円
小人100円

アクセス

電車

JR阪和線「百舌鳥駅」下車、徒歩5分

自動車

阪神高速堺線「堺IC」・湾岸線「大浜IC」より約10分

駐車場

2時間まで200円(以降100円/1時間・1日最大600円)