母の日のように「父の日」にも花のプレゼントを贈ろう!

6月第3週日曜日は父の日ですね。母の日に比べ、父の日ってちょっと影が薄い感じがします。母の日には「カーネーションを贈る」というのが定着していますが、「父の日に贈る花」と言われて答えられる人って少ないんじゃないでしょうか。

父の日には何かしら「物のプレゼント」をしてきてますが、今年はお花を贈ってみませんか?あまり知られていませんが、父の日に贈る「定番の花」があるんです。お花だと「子供からお父さんへのプレゼント」としても最適ですね。

父親に喜んでもらえる、お花のプレゼントを紹介します。

 

父の日に「贈る花と色」には定番があった!

そもそも「父の日」の始まりは?

父の日発祥の地は、母の日と同じアメリカ。1909年にアメリカ・ワシントン州に住むソノラ・スマート・ドッドさんが、「母の日」が出来たことを知ります。

ドッドさんは「母の日」と同じように「父親を讃え感謝する日」を制定して欲しいと、牧師協会に嘆願しました。そして、母親の死後、男手一つで自分を育ててくれた「父」を讃える為、父の誕生月である6月に礼拝をしてもらいます。コレが父の日の始まり。

その後、ウィルソン大統領に寄って父の日が認知され、1972年には「国民の祝日」に制定されます。

一人の女性の嘆願から始まり、世界中に浸透していくのですね。ちなみに台湾では「8月8日」、ロシアでは「2月23日」が父の日とされています。

 

父の日に贈る花

父の日を嘆願したドッドさんが、父親の墓前に「白いバラ」をお供えしたため、「バラ」が父の日に贈る花とされました。

アメリカでは、父親の存命中は「赤いバラ」、亡くなった後には「白いバラ」を贈るのが一般的です。

対して日本では、1980年代「日本ファーザーズ・デイ委員会」が父の日のイメージカラーを「黄色」と定めました。

黄色には「幸福・希望」のイメージがあり、少しずつ受け入れられていきました。その後、アメリカでの「バラを贈る」習慣と合わさり、だんだんと日本では「父の日は黄色いバラ」が定番となっていきます。

しかし、厳格に決められているわけではないので、どんな花・色をプレゼントしても問題ありません。この辺は母の日のカーネーションと同様ですね。

 

父の日に贈るおすすめの花はコレ

やっぱり定番の「バラ」

一輪150円〜500円程

「父の日に贈る花」の定番であるバラは、華やかで高級感もあります。優雅な香りで部屋が充満して幸せな気分にさせてくれますね。さらに、「父の日」の時期に咲く「春バラ」は大きく、最も美しいとされています。

一回だけ花を咲かすバラもありますが、真冬以外繰り返し花を咲かせる「四季咲き」のバラもあるので、鉢植えでプレゼントしても良いですね。園芸好きの父親だと、将来的に「父の日にもらった薔薇が春になり、また花を咲かせた」と報告してくれるほど、大事にしてくれそうです。

黄色いバラには、実は「嫉妬・愛情の薄らぎ」といったマイナスの意味があるんです。しかしすでに「父の日定番の色」となっているので、気にする必要はないと思います。父親ってそこまで気にしないですよね。

どうしても気になるのなら「青・オレンジ・紫」といったバラにすると良いですよ。ただしドッドさんが墓前に供えたように「白いバラ」は、亡くなった人に贈る花とされているのでやめておきましょう。

 

照れくさいのでカジュアルに「ひまわり」

一輪100円〜400円程

夏目前むしろ初夏に差し掛かっている6月なので「ひまわり」もおすすめです。バラはちょっとキザ過ぎると敬遠する場合も、元気いっぱいなイメージのある「ひまわり」だと、カジュアルにプレゼントできて良いですよね。

「元気・希望・愛慕・崇拝」といった明るい花言葉は、父親のイメージにふさわしいです。色も黄色なためぴったりな花といえますね。

 

色も多く選ぶ楽しさがある「ガーベラ」

一輪100円〜300円程

結婚式の「高砂席・両親への花束」など、至るところで使われる花「ガーベラ」は、マイナスの意味が含まれません。小さい花びらを水平に咲かせるガーベラは、花束にすると存在感もあります。値段も手頃で様々な色があるのも良いですね。

また、フラワーセラピーにも使われ、癒しの効果があるといわれています。赤いガーベラは「低血圧や頭痛・めまい」などに効果が。オレンジのガーベラには、「胃腸が弱い人や食欲不振」などに効果的ですよ。愛らしい見た目だけなく、体調にも良い効果を与えるガーベラはプレゼントにも最適です。

ガーベラ全体の意味としては「希望」「前進」といったものがあります。色別の意味は下記に示した通り。どの色もポジティブな意味でプレゼントに適していますよ。

意味
神秘・情熱・前進・燃える神秘の愛
ピンク 感謝・崇高美・熱愛・思いやり
黄色 究極美・親しみやすい
オレンジ 我慢強い・あなたは私の太陽・冒険心
神秘
希望・律儀

 

花が大きく存在感もある「ユリ」

一輪300円~800円程

荘厳な印象をもつ「ユリ」はインパクトもありますね。その立ち姿から想像できる「純粋・威厳」といった花言葉があります。スタイリッシュで頼りがいのある父親のイメージにピッタリです。

色別にも意味があり、白は「純潔」、赤・ピンクは「虚栄心」、黄色は「偽り」、オレンジは「華麗」といった具合。白やオレンジだとプラスイメージなので贈りやすいですね。百合の女王カサブランカもおすすめです。純白の大輪の花を咲かせるので何よりカッコイイですね。

 

 

花じゃないけど観葉植物

花はなんだか照れくさいという人には観葉植物がおすすめです。

鉢植えにした「花」に比べて観葉植物は育成しやすいというメリットがあります。きちんと手入れしてやれば、一年中「葉」が落ちることがないというのも良い点。部屋の中に緑があるとリラックスできますよね。

値段もピンからキリまであるので、予算に応じて選ぶことができますよ。

 

近くの「花屋さん」を探そう

普段花屋さんに行くことがなく、近くの花屋さんがどこにあるかわからない時ってありますよね。そんな時には、「お花屋さんなの」、「イーフローラ」、「駅チカ!ホテル検索」、「iタウンページ 全国の生花店」といったサイトで近くの花屋さんを検索すると良いですよ。

また、「イーフローラ」では、どんな花にするか決めかねる際には「プロにお任せしてしまう」事もできますよ。

「父の日おまかせ商品」では、花のスタイル(花束orアレンジメント)とタイプ(バラ入りだったり、ヒマワリ入りなど)を指定するだけで、商品のデザイン・制作は花のプロに「おまかせ」できちゃいます。

イーフローラのネットワークを通じて、届け先近くの「花屋さん」が素敵な父の日のフラワーギフトを作ってくれ、お父さんのもとへ直接手渡しで届けてくれますよ。とっても便利なサービスですね。

 

みんなが父の日に贈った花