彼女とロマンチックな夜を過ごす!京都で蛍が見られるスポット

蛍のぼんやりとした光は、夏の訪れを感じさせてくれますよね。

ふわふわと浮遊している光は、集団だと思わず歓喜の声を上げ、1匹だけでもどこか儚い感じがしてロマンチック。デートで見に行くのにピッタリですね。

京都にも蛍が見られる所が沢山あります。デートで訪れたい蛍スポットを紹介します。

 

【宇治市】宇治市植物公園


出典:https://twitter.com/UCBPark/status/604080274071101440

▶公式:宇治市植物公園

源氏物語の舞台でも有名な宇治市。日本一の大規模立体花壇「花と水のタペストリー」が特徴です。定期的に絵柄も変わっているので、行く度に楽しめます。10haの広大な敷地に、1450種3200本もの植物が植えられていて四季折々楽しませてくれますよ。

6月上旬に「青もみじ」が茂る秋のゾーンに川が整備され、ゲンジボタルが育てられています。期間中には夜間営業「蛍ナイター」が開催されます。

50〜100匹のホタルが青いもみじの中を飛ぶホタルの姿は、夏の到来を感じさせてくれますよ。蛍は飛び回る時間帯が決まっています。20:00〜21:00がピークの時間帯となるので、早めの時間帯よりも後半に照準を合わせて訪れると良いですよ。

蛍ナイターの土日には模擬店が出店したり、コンサートが行われたりと、楽しいイベントも。また、ホタル観賞区域での撮影は、フラッシュの有無にかかわらず禁止となっています。しっかりとまぶたに焼き付けましょう。

見頃時期

5月下旬〜6月上旬

ナイター開園時間

16:00〜21:30(最終入園21:00)

ナイター料金

大人(高校生以上)300円
小人(小・中学生)150円

定休日

月曜日(休祝日の場合開園し、翌日休園)

撮影

不可

アクセス

電車

京阪「宇治駅」・JR奈良線「宇治駅」・近鉄「大久保駅」より京阪バス乗車、「植物公園バス停」下車すぐ

土日には無料シャトルバスあり(17:00〜21:30まで15分間隔)
JR奈良線「宇治駅」より徒歩15分の「宇治市役所」から無料シャトルバス。

自動車

新名神高速道路「城陽IC」より約10分

駐車場

400円

昼間は歴史を感じるスポットへ行こう

京阪「宇治駅」周辺にある「宇治市源氏物語ミュージアム」で、平安時代の雰囲気に浸りに行きましょう。世界最初の長編小説である「源氏物語」は、詳しく知らなくても、日本人なら誰でも知っている物語ですね。

平安時代の調度品のレプリカなどの展示、人形による当時の様子の表現、映画の上映など1000年以上前の日本の様子を知ることができます。書籍エリアには、漫画「あさきゆめみし」も陳列。漫画で源氏物語の内容を知るのもいいですね。

平安の世界観が残るイメージのままホタルを見に行くと、ホタルが映し出す光が、「よりいっそう」綺麗に見られるのではないでしょうか。

 

【綾部市】上林川支流「ほたる川」


▶:綾部市観光協会

綾部市を流れる「上林川」の支流に「ほたる川」と呼ばれる川があります。その名が示す通り、ホタルが飛び交っているほどの清流。6月から7月にかけて、「ゲンジボタル・ヘイケボタル」を鑑賞できます。すみきった清流に映るホタルの光はとても幻想的ですよ。

現在、上林荘で開催されていた「ほたる祭り」は中止に。2014年からは6月中旬頃の土曜日に、地元の有志の方たちによる「ほたるの夕べ」が行われています。上林川支流の「ほたる川」をメインに、大手小橋~大手橋一帯に生息するホタルをゆったりと鑑賞できます。

ホタルの鑑賞だけでなく、地元特産品の販売などの模擬店やミニコンサート、納涼イベントなども行われます。自然豊かな土地は、夏の思い出作りにもぴったりですね。

見頃時期

6月中旬〜下旬

見頃時間帯

20:00頃

「ほたるの夕べ」開催時期

6月中旬頃

「ほたるの夕べ」開催時間

18:30~21:00

料金

無料

アクセス

電車

JR山陰本線「綾部駅」より、あやバス上林線「寺町バス停」下車、徒歩約5分

自動車

京都縦貫自動車道「京丹波わちIC」より約20分

駐車場

「ほたるの夕べ」の日は臨時駐車場有り

ホタルを見る前に地元のものを手に入れよう!

高速道路を降りてちょっと戻りますが、「道の駅 和 京丹波和知」が比較的近くにあり便利ですよ。丹波・和知の地元野菜はもちろん、レストランもあるので、ホタルを見に行く前に食事をすることができますよ。

川にかかる国道の「青い鉄橋」が美しいので、川周辺を散歩してみても楽しそうですね。

 

【相楽郡精華町】けいはんな記念公園・水景園


▶公式:けいはんな記念公園

大阪からもほど近い、奈良と京都の県境に位置する「けいはんな記念公園」は、とても良く整備されたきれいな公園。春には桜が満開になりとても賑わいます。公園東側に広がる「水景園」は大きな池「永谷池」を含む、日本庭園で、鳥たちもたくさん集まってくる公園です。

5月中旬〜6月中旬頃の「金・土・日・月曜日」にはホタル鑑賞会が行われます。普段はしまっている19:00から再度開園し、優雅な日本庭園を散歩しながら、ホタルの優しい光を楽しむことができます。昼間も開園していますが、17:00で一度閉園するので、夜は別料金になるので注意しましょう。

期間中には曜日によって様々なイベントが行われます。ホタルの解説、ミニコンサートに加え、ホタルに変身できるコーナー、狂言のイベントまで多岐に渡ります。

19:30頃から「ホタルエリア」に入れるようになりますが、20:00頃までは人も多いので、行列に並びながら眺めることになります。20:00頃から訪れると、混雑も少なく快適に見られますよ。

見頃時期

5月中旬〜6月中旬の「金・土・日・月曜日」

時間

19:00〜21:30(最終入場21:00)

料金

一般 400円
小・中学生 200円
未就学児 無料

撮影

不可

アクセス

電車

JR学研都市線「祝園駅」下車、奈良交通バスにて「公園東通りバス停」下車、徒歩約10分

自動車

京奈和自動車道「精華学研IC」より約1分

駐車場

400円

ホタルの時間までディナーに行こう


出典:https://tabelog.com/kyoto/A2607/A260705/26008548/

公園北側の住宅街に佇む、一軒家レストラン「リゾラ・フェリーチェ」で本格イタリアンはいかがですか?

ディナータイムのメニューはコース料理のみですが、とにかく食材に拘っていて安心して任せてOK。どれも間違いありません。デザートのティラミスは絶品ですよ。

店内も温かみのある洒落た造り。窓が高めに設置されていて外から見えないようになっているのも落ち着ける空間づくりに一役買っています。

 

【京都市左京区】下鴨神社(賀茂御祖神社)


▶公式:下鴨神社

世界遺産にも登録されている「下鴨神社」でも、ホタルが見られるって知っていました?本殿南側に広がる、散歩道と小川が気持ちのいい「糺の森(ただすのもり)」で鑑賞できます。

糺の森は『源氏物語』や『枕草子』にも登場する原生林。平地に残る原生林はとても珍しいですね。下鴨神社で見るホタルは、厳かな空間と合わさり、都会にいることを忘れさせてくれますよ。

6月初旬に行われる「蛍火の茶会」という祭典では、京の老舗二十店舗あまりが出店。お祭りによくある屋台ではないのでクオリティも高いですよ。十二単の着付け、王朝舞、箏曲の演奏など、賑やかなお祭りの雰囲気となっています。抹茶と縁の深い下鴨神社らしく「茶会」も行われますが、基本的に予約が必要です。

この祭典の20:00には、御手洗川に「事前に糺の森で確保したホタル」約600匹のホタルが放たれます。

京都の中心地にも比較的近いこともあり、沢山の人が訪れます。20:00に放たれるホタルを見ようと続く行列も大変な長さになります。長い時には御手洗川からずーっと南、下鴨神社の入り口まで続いたこともあります。ちょっと早めに並ぶのがおすすめです。

「蛍火の茶会」時期

例年6月上旬頃

蛍の開放時間

20:00頃から

料金

無料

アクセス

電車

京阪電車「出町柳駅」下車、徒歩で約10分。

自動車

阪神高速8号京都線「鴨川西IC」より約30分

駐車場

200円/30分

ホタルの時間までちょっと一休み

近年下鴨神社を訪れる人達に、徐々に人気が出てきている「カフェ ベルディ」のコーヒーは、後味のすっきりした味わいと香り。豆の選別、焙煎、抽出温度とこだわりが半端ないですよ。

浅煎り・中煎り・中深煎り、深煎りと、20種を超える豆から好みのコーヒーを飲むことが出来るのはスゴイ。気に入れば豆を購入することもできますよ。豆を購入しに来ている地元のマダムが多いことを考えると、自分でもきっと一袋持ち帰っていることでしょう。

 

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