ライトアップも!電車でも車でも行ける、京都嵐山の紅葉スポット

京都を代表する観光地「嵐山」は、晩秋に美しい紅葉で彩られます。嵐電、JR、阪急が乗り入れているので、電車でもアクセスが良いですね。

渡月橋を始め、多くの寺院などの観光スポットがひしめく嵐山ですが、紅葉シーズンに訪れた際に美しい紅葉の見られるスポットはどんな所があるのでしょうか。

嵐山観光のメインスポット「渡月橋」を中心に、美しい風景を堪能できる、嵐山のおすすめ紅葉スポットを紹介します。また、昼間とは違った幻想的な表情が見られる各スポットの「ライトアップ」の情報も合わせて紹介します。

 

京都を代表する観光地「嵐山」へのアクセス

嵐山へ電車で行くなら

紅葉時期の京都はどこへ行っても渋滞。時間もきっちり決まっている電車が便利ですよ。

  • 嵐電(京福電車)嵐山本線「嵐山駅」
  • 阪急嵐山線「嵐山駅」
  • JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」

JRや阪急、嵐電も乗り入れているのでアクセスが良いですね。

 

嵐山へ自動車で行くなら、駐車場はここがおすすめ!

京都縦貫自動車道「大原野IC」より20分ほどの場所に位置する嵐山。車でもアクセスが良いので、自家用車で行きたい人も多いですね。

嵐山観光には、京福電鉄嵐山本線「嵐山駅」近くの「京都市嵐山観光駐車場」が便利。100台ほど停められるので安心して出かけられますが、日中は満車になってしまいます。何時から停めても一日料金なので、朝早く到着するように出発しましょう。

「京都市嵐山観光駐車場」がいっぱいだったなら、「天龍寺」にも有料駐車場があるのでそちらを利用しましょう。

 

嵐山のメイン観光スポット「渡月橋(とげつきょう)」

平安時代から貴族の別荘地だった嵐山は屈指の景勝地。シンボルともいえる渡月橋は、嵐山観光の際には起点ともなり、ここは外せませんね。

平安時代に命名された「渡月橋」は、現在の位置よりもちょっと上流にあったそうですが、現在の位置に移ったのは1606年。それでも400年を超える歴史があるんですね。今はコンクリート製になっていますが、欄干は木造になっているので周囲の景観とも見事にマッチング。曲線の趣がある橋はみんなに愛されています。

渡月橋の掛かる桂川上流の山々が赤や黄色に色づく晩秋には、やはり多くの人が訪れます。橋のちょっと下流からカメラを構え、手前に渡月橋、背後に嵐山の山々を入れた構図で撮ると美しい写真が撮れますよ。

余裕があれば、渡月橋周辺の桂川沿いを歩いてみてください。紅葉をバックに進む屋形船は趣がありますよ。

ちょっと上流まで行けば保津川下りの様子も。夏も川下りが気持ち良いですが、色彩豊かな紅葉時は大変人気がありますよ。

渡月橋途中の中之島公園では、座って渡月橋を眺めることもできます。

渡月橋北西の「アラビカコーヒー」でコーヒーをテイクアウトして公園で休憩するのもいいですね。「%」のロゴがフォトジェニックで洒落ています。中之島公園にはカフェやそば屋さんなどの飲食店も。絵になる渡月橋を眺めながらゆっくり過ごせますよ。

紅葉が終わった時期になりますが、12月に行われる「嵐山花灯路」では渡月橋のライトアップも行われます。日没後に嵐山は真っ暗になりますが、周りの山々と一緒に美しくライトアップされる姿は圧巻。紅葉が終わってからも楽しめるイベントが有るのは良いですね。

紅葉見頃時期

11月下旬~12月上旬

拝観時間

自由

定休日

なし

料金

無料

ライトアップ

3月~4月桜開花の頃、12月嵐山花灯路の頃

 

【渡月橋から徒歩10分】鹿王院(ろくおういん)

嵐山のメイン観光地から、東に位置する鹿王院。ちょっと外れた位置にあるので人でごった返していることも少なく、紅葉の穴場的スポット。足利義満によって開基された歴史のある寺院です。

山門をくぐって現れる真っ直ぐ伸びる参道がいきなり美しい。長い石畳の道に紅葉のアーチ、目線を下げれば木の足元に広がる青い苔。所々に差し込む木漏れ日も神秘的です。

この参道は紅葉時はもちろん、紅葉終盤に現れる赤い絨毯。さらに夏場の青もみじも美しいスポットですよ。

舎利殿前の庭園の紅葉は、嵐山を借景とした美しい庭園。日本で最初の平庭式枯山水庭園とされています。この庭園の紅葉も見事で、辺りも住宅街で静かなため時間を忘れて眺められますよ。

2016年からは紅葉最盛期に夜間特別拝観が行われています。1日100人限定かつ事前予約が必要なので非常に狭き門。参道に加え舎利殿もライトアップされ、別の世界に迷い込んだような感覚に陥りますよ。嵐電のホームページをチェックしておきましょう。

紅葉見頃時期

11月中旬〜12月上旬

拝観時間

9:00〜17:00

定休日

なし

拝観料

大人 400円
小・中学生 200円

ライトアップ

事前予約の1日100名限定であり(嵐電HPより申し込み)

駐車場

4台あり

 

【渡月橋から徒歩8分】天龍寺


▶公式:天龍寺

嵐電「嵐山駅」の目の前で、アクセス抜群な天龍寺。足利尊氏開創の寺院で700年近い歴史があります。天井画の雲竜が有名で睨みの効いた龍の姿には驚かされますよ。

手入れの行き届いた大規模な庭園「曹源池庭園(そうげんちていえん)」が有名で、日本最初の史跡・特別名勝に指定されました。

当時のままその姿を残すこの庭園は、世界文化遺産にも選ばれています。庭から見る池が美しく、四季折々違った表情を見せてくれますよ。観光客が多く訪れるスポットですが、境内はとても広大な為あまり気になりません。

背後に見られる紅葉した嵐山の風景と一体化したように見え、「奥行き」を感じることができますよ。

庭園だけにとどまらないので、スケールが大きくなりますね。

優雅かつ荒々しさも表現された庭園は素晴らしく、室内から障子越しに写真を撮るのもおすすめです。まるで額縁にかけられた絵画のようですね。見えないゆえに美しい。日本の侘び寂びも感じられます。

紅葉見頃時期

11月中旬~12月上旬

拝観時間

8:30~17:00

料金

「庭園(曹源池・百花苑)」
高校生以上 500円
小・中学生 300円
未就学児 無料

「諸堂(大方丈・書院・多宝殿)」
庭園参拝料に300円追加

駐車場

100台あり(8:30〜17:00、1000円/1回)

 

【渡月橋から徒歩6分】宝厳院(ほうごんいん)


▶公式:宝厳院

天龍寺の塔頭である宝厳院。普段は公開されていない宝厳院の庭園の紅葉は美しいと評判です。庭園が見られるのは春と秋の年2回しかないのでこのチャンスに是非訪れたいですね。

「獅子吼(ししく)の庭」は回遊式山水庭園。秋には約300本のモミジが一斉に燃えるような色をつけます。受付からすぐの紅葉のトンネル、中央の巨大なカエデの木、巨岩と紅葉のコラボレーションの美しい庭園ですよ。

真っ赤な落ち葉で埋め尽くされた地面も必見です。

あいだからチラッと覗く苔も可愛らしく愛おしく思えてきます。

11月からは夕刻よりライトアップも行われます。約700基ものライトで照らし出され、迫力満点。昼間とはまた違った幻想的な世界が待っていますよ。よりいっそう艶やかな紅葉を堪能できます。

紅葉見頃時期

11月下旬~12月上旬

拝観時間

9:00~17:00

料金

「庭園」
大人500円 小中学生300円

「本堂」
大人500円・小中学生300円

ライトアップ「夜間特別拝観」

11月の17:30〜20:30

「庭園」
大人600円 小中学生300円

「本堂」
大人500円・小中学生300円

 

【渡月橋から徒歩20分】常寂光寺(じょうじゃっこうじ)


▶公式:常寂光寺

京都の平野部西の端、竹林を抜け、少し登ったところに位置する常寂光寺。小倉山を境内として、辺りを取り囲む「塀がない寺」として有名。自然に溶け込んで建ち、紅葉時には美しい光景が広がります。

山門から仁王門、本堂、多宝塔へと続いている参道が、見事な紅葉のトンネルになっています。

珍しい茅葺の屋根が特徴的な仁王門を過ぎ、石段を登っている途中でちょっと後ろを振り返ってみましょう。頭上から下へ続く赤や黄色の美しい「紅葉のトンネル」の姿は必見ですよ。高台になるので目線を上げれば紅葉に覆われた嵯峨野も一望できちゃいます。

池の周辺にも目をやれば美しい光景が広がります。池の底に沈んだ紅いモミジ、青々しい苔、そして苔の上に寄り添うように落ちているモミジ。コントラストが素晴らしい。

常寂光寺は「散り紅葉・敷き紅葉」といわれる紅葉を楽しむことが出来るのも魅力!そこら中に敷き詰められた落ち葉による自然の絨毯も、鮮やかでキレイですよ。

本堂を過ぎた奥に位置する、常寂光寺のシンボルともいえる多宝塔。この辺りの紅葉は、多くの紅葉スポットが連なる京都でも指折りのスポット。約12mの高さがある多宝塔と周りの木々は、計算されているかのように美しい。素晴らしい写真が撮れること間違いなし!

駅からもちょっと距離があるので、そこまで人も多くありません。京都市内を一望できる環境でゆったりとした時間を過ごしましょう。

紅葉見頃時期

11月中旬~12月上旬

拝観時間

9:00〜17:00

拝観料

500円

駐車場

5台

 

【渡月橋から徒歩15分】宝筐院(ほうきょういん)


▶公式:宝筐院

紅葉の美しい寺院として、テレビや雑誌でもよく取り上げられる宝筐院。

楓の木に包まれた苔庭が大変美しく、カレンダーにもなっていたりするので、どこかで見たことあるかもしれませんね。

門を入ると続く真っ直ぐに伸びた石畳。両サイドにはモミジが生い茂り、見頃時期には真っ赤な紅葉のトンネルが形成されています。

石畳の両脇に広がる赤い天然の絨毯はため息が漏れるほど。

本堂から見る庭園は風情満点で美しく、畳・障子で切り取られた紅葉はまるで絵画のようですよ。三脚・一脚の使用は、たとえ外でも禁止となっているので注意しましょう。

紅葉見頃時期

11月下旬〜12月初旬頃

拝観時間

9:00〜16:00(11月は〜16:30)

拝観料

大人(高校生以上)500円
小中学生 200円