カメラ片手に出かけよう!関西の「川・海・湖」の絶景スポット

普段都会で生活しているとビルに囲まれた中で1日を過ごすので、自然と接することって少ないですよね。お休みの日には、郊外へ自然に触れに行きませんか?

大自然の中に身を置いていると、マイナスイオンをいっぱいに受けられ、心が洗われる感じもしますよね。今回おすすめするのは「水辺」。水の流れる音って心地良いし、いつまでも見ていられます

普段は性能の良くなったiPhoneのカメラで写真を撮っていますが、せっかくの大自然。買ったけど家で眠っている「デジカメ・一眼レフ」をわざわざ持っていきましょう。画質がいいのはもちろん、設定をいろいろ変えて撮ってみる「手間」が逆に良い。

同じ動きをしている川、滝など何度も同じ構図で撮ることができるのは強みです。普段使わなかった機能で思いもよらない写真が撮れるかもしれませんよ。

関西にある絶景スポットの中から川や海、そして湖といった水辺のスポットを紹介します。

 

【奈良県吉野郡天川村】みたらい渓谷


▶:洞川温泉観光協会

天川村で秘境ハイキング

「天川村」は十津川村と並ぶ奈良の秘境地。奥深い山中に位置するので、都心部が暑くてたまらない時でも気温が低いので、避暑として訪れるにもぴったりです。

みたらい渓谷で見られるのは、川底までバッチリ透けて見える清流、エメラルドグリーンの神秘的な淵。川沿いに遊歩道が整備されているので歩いてみましょう。心地よい「川のせせらぎ」の音で心が休まりますよ。

巨大な岩や、マイナスイオンが溢れ出る滝を眺めながら縫うように進んだ先のつり橋。

つり橋から見下ろす滝の眺めは絶景ですよ。

やはり紅葉時期はとても美しく、奈良県でも屈指の「紅葉スポット」になっています。

春〜夏の間も「新緑生い茂る」清々しさを感じることができます。気温の高い時は足を水につけるだけで気持ちが良いですよね。

ついでに行きたい洞川温泉周辺

ハイキングコースの終点は、洞川温泉。「面不動鍾乳洞」が近くにあるので、ひんやり涼しい鍾乳洞を見学しましょう。ライトアップもされているので色彩も豊か。ゆっくり見ても15分ほどの幻想的な空間を楽しめます。

続いて訪れたいのは「かりがね大吊橋」。天川村で一番長い吊橋で、長さは約120m。高さも50mあり、揺れるスリルを味わうこともできます。

眺めも大変良く、眼下に広がる洞川の町並みは、カメラの「チルトシフト機能」を使えばミニチュア感を出すこともできますよ。

余裕があれば「蟷螂の窟(とうろうのくつ)」もおすすめ。鍾乳洞の次は洞窟探検。小屋で懐中電灯を借りていけば、気分も盛り上がりますよ。

最後に「洞川温泉センター」でお風呂に入ることができますよ。吉野杉を使った内湯、露天風呂で汗を流せます。

その後は「天川川合」まで奈良交通バスに乗れば、駐車場まで戻ることができますよ。

見頃時期

夏〜秋

アクセス

電車・バス

近鉄吉野線「下市口駅」から奈良交通バス「洞川温泉行き・中庵住行き」乗車、「天川川合バス停」下車、徒歩約40分

自動車

京奈和自動車道「御所南IC」より約1時間

駐車場

有料駐車場あり

 

【滋賀県長浜市】余呉湖


▶公式:余呉観光情報

滋賀県の湖といえば「琵琶湖」が有名ですよね。琵琶湖の北側にも湖があるのを知っていますか?歴史で有名な「賤ヶ岳」を超えた先、三方を山に囲まれた盆地に広がっています。

周囲6.4kmほどと、琵琶湖に比べると小ぶりなサイズ。遊歩道も完備されているので、レンタサイクルを借りて一周しても2時間程なので手軽。余呉駅で1日500円で貸し出してもらえますよ。

自転車に乗りながら、季節の花を鑑賞できるのも魅力です。春には桜や菜の花、初夏にはあじさい、秋はコスモス、冬は一面の雪景色と様々な顔を見せてくれますよ。

「羽衣伝説」や「菊石姫伝説」が残っている神秘の湖で、天女が羽衣を掛けたとされる「衣掛柳」も残されています。神話まで残っているなんて素敵ですね。

また、別名「鏡湖」とも呼ばれている余呉湖。湖の水面が鏡となり、周囲の山、青空、雲が湖に映し出されます。写真に撮って逆さにしても違和感がないかも!?

ボリビアの「ウユニ塩湖」と似た現象が見られるため、「日本のウユニ」として定着する日が来るかもしれませんね。綺麗に水面に映し出されるのは、よく晴れた日が狙い目ですよ。

湖の奥で新幹線が通る様子は、鉄道好きじゃなくても必見。緑豊かな美しい風景に、白い新幹線が駆け抜ける様子は絵になりますね。山々の緑、空・湖の青に白い新幹線がよく映えます。

見頃時期

通年

アクセス

電車

JR「余呉駅」より徒歩約5分

自動車

北陸自動車道「木之本IC」より約10分

駐車場

あり

「余呉湖」1周中にちょっと寄り道


▶公式:つるやパン

ちょっとルートを外れた所にある「つるやぱん木ノ本本店」。テレビでも取り上げられることがよくある有名店。創業以来人気なのは「サラダパン」です。見た目は普通のコッペパンですが、中には「たくあん」が!

想像すると合わない感じがしますが、全く違和感なく食べられますよ。人気を二分するサンドウィッチと一緒に買って湖畔で食べると良いですよ。

 

【滋賀県米原市】醒井(さめがい)峡谷


▶:長浜・米原・奥びわ湖観光サイト 醒井峡谷

清流の特権「梅花藻」

国の名勝にも指定されている「醒井峡谷」。緩やかに流れる水の綺麗な清流。紅葉時期はもちろん、春〜初秋にかけても新緑が美しいスポットです。

年間を通して水温が「14度前後」の清流にしか生息しない「梅花藻(ばいかも)」。全国的にも生育場所が限られる珍しい水草です。

梅の花のような、白く小さい花が咲く姿が可愛らしく、5月中旬~8月下旬頃が見頃。また、ピンク色の百日紅(さるすべり)の花が川面に散り落ちた様も美しいですよ。

見頃時期

春〜秋

アクセス

電車・バス

JR「醒ヶ井駅」よりバス「上丹生バス停」下車

自動車

北陸自動車道「米原IC」より約10分

駐車場

いぼとり水湧水広場に駐車場あり

鱒釣りにチャレンジ

近くの「醒井養鱒場(さめがいようそんじょう)」では、釣りを楽しむことができます。養鱒場としては、日本一の歴史があり、設立は明治11年。

ニジマス・アマゴ・イワナなどの川魚が釣れますよ。釣りをやったことがない「女性・子供」でも簡単に釣る楽しさを手軽に味わえるのでおすすめ。

「ふれあい河川」では、川に自由に入り、魚をなでたり触ったりできちゃいます

魚とのふれあいって珍しいですよね。子供と行く際には、あらかじめ着替えを持って行くと良いでしょう。

 

【和歌山県日高郡由良町】白崎海岸

日本のエーゲ海を見に行こう

別名「日本のエーゲ海」といわれるほど美しい白崎海洋公園。

2億5000年前にできたこの地形は、太平洋の青い海と、太陽に照らされて白く輝く海岸線のコントラストがとても美しいです。白い岩山が並んでいる様は本当にヨーロッパの雰囲気がありますよ。

キャンプやダイビングなどもでき、シーズンにはとても賑わいを見せています。もちろん海を眺めるだけでもOK!遊歩道から眺めるパノラマの海は、太平洋ってやっぱり広い!と再確認できますよ。海岸に降りて散歩もできるのでぜひ降りてみて。

道の駅 白崎海洋公園」も併設されています。由良町の名物、海産物や農産物などが売られていて家族にお土産を買うのにも便利ですね。

アクセス

電車・バス

JR紀勢本線「紀伊由良駅」よりバスにて約15分

自動車

湯浅御坊道路「広川」ICより約25分

駐車場

あり

帰りに寄りたいスポット

和歌山で有名な海カフェ「ボートカフェ 衣奈マリーナ」が近くにありますよ。

アメリカの西海岸に来たかのような雰囲気の店内はとてもオシャレ。常に若いカップルでいっぱいです。テラス席から見る海がとても美しく、ゆったりとコーヒーを飲みながらサンセットを眺めるのもいいですね。

他のカフェと合わせて、こちらで紹介しています。

彼女とデートで行きたい!和歌山のおしゃれな海カフェ4選