コスモスとコラボも!「9月」に見頃を迎える関西のひまわり畑

この夏ひまわりを見に行きました?黄色く大輪の花が咲くひまわりは、見ているだけで元気をもらえますよね。7月・8月に咲くイメージのある「ひまわり」ですが、実は9月に見頃を迎えるスポットが関西にも存在します。

この夏にひまわりを見そびれた人だけでなく、そろそろコスモスも咲き始めるので、ひまわりとコスモスのコラボレーションを楽しむことができますよ。

関西にある「ひまわり畑」の中から、9月に見ることができるスポットを紹介します。

 

【京都市西京区大原野】大原野ひまわり畑


▶公式:なんやかんや大原野

京都の中心から西へ30分ほどの所に位置する大原野。この地のひまわり畑では、地元の農家とボランティアによって植えられたひまわりが成長し、一斉に咲き揃います。

見頃時期は「9月」。通常8月に、早咲きだと7月に見頃を迎える「ひまわり」が9月に見られるなんて珍しいですよね。

休耕田を活かしたひまわり畑には約15,000本の「ひまわり」が植えられています。半分に黄色、もう半分は赤色のひまわりが咲くという「2色展開」というのも特徴的ですね。よく見ると実はもっといろんな色(オレンジやチョコレート系、レモン色など)で展開されています。違いを探してみると面白いですね。

9月中旬には「え!?今頃ひまわり大原野」という、一度聞くと忘れられない名前のイベントが行われます。今では1日に4,000人が訪れる人気のイベントに成長しました。

当日は、地元の野菜・米の販売を始め、茄子のポタージュスープやイカ焼きなどの露店、子供がスケッチできるように、スケッチブックも用意されています。イカ焼きを食べながら、赤や黄色のひまわりの姿をスケッチしちゃいましょう。

イベント当日限定で自由にひまわりを持ち帰ることもできます。ハサミを片手にひまわり畑に入り、お気に入りの一本を探して持ち帰りましょう!家に飾ると華やかになりますね。

見頃時期

9月上旬〜下旬

時間

自由

料金

無料(ひまわり募金あり)

「え!?今頃ひまわり大原野」イベント開催時期

9月中旬頃の日曜日
11:00〜14:00頃

アクセス

電車

阪急京都線「桂駅」下車、京都市バス「西2系統洛西バスターミナル行き」乗車、「境谷センター前バス停」より徒歩約10分

自動車

京都縦貫自動車道「大原野IC」より約4分

駐車場

なし

春日大社にゆかりのある「大原野神社」を訪れよう!

ひまわり畑の近くにある「大原野神社」。奈良の春日大社に縁があり「京春日」とも呼ばれています。源氏物語の作者「紫式部」からも愛され、歌も詠まれた神社です。

紅葉の名所としても有名。という事は紅葉時期の前には「青もみじ」が広がっているということですね。朱色の美しい橋・鳥居・本殿と、青く活き活きとした「青もみじ」がよく映え、美しい風景が広がっていますよ。

向日市のひまわり畑へ訪れた際も、比較的距離が近いのでこちらがオススメですよ。

 

【滋賀県日野町】滋賀農業公園 ブルーメの丘


▶公式:ブルーメの丘

ブルーメの丘は「中世ドイツの農村」をイメージした公園で、動物たちとのふれあい、本格的なパンやソーセージ、ピザ作りなどの体験ができたり、四季折々咲かせる花が魅力です。「シルバニアファミリーあそびのお部屋」なんて女の子が目を輝かせて遊べますよ。

ブルーメの丘では「ひまわりの見頃」が2度訪れます。まずは7月下旬〜8月上旬には園中央にある3,000平方メートルの花畑に、元気いっぱいにひまわりが咲き誇ります。スッキリと青い空とビタミンカラーのひまわりは夏らしさ満載ですね。

さらに9月には「大雪山」という遅咲きで小ぶりな「ひまわり」が見頃を迎えます。大雪山は一本のひまわりが枝分かれして多くの花を咲かせます。葉や茎に銀白色の毛が密集しているので「銀葉ひまわり」と呼ばれるこも。

同時期には秋を代表する「コスモス」も見頃を迎え、異国情緒あふれる園内で季節を超えたひまわりとコスモスのコラボレーションを楽しむことができますよ。

見頃時期

7月下旬~9月

営業時間

シーズン中
平日 10:00~17:00
土日祝 9:30~18:00

冬期間
10:00~17:00

定休日

シーズン中
水曜日(春休み、4・5月、夏休みを除く。水曜日が祝日の場合は営業)

冬期間
水・木曜日(臨時休園有り)

入園料金

大人(中学生以上)1,000円
子供(4歳~小学生)600円
3歳以下 無料
ワンちゃん 300円

アクセス

電車

近江鉄道「日野駅」下車、近江バス乗車「幅野町バス停」下車、徒歩約10分

自動車

名神高速「八日市IC」より約20分

駐車場

無料駐車場あり

ブルーメの丘周辺で温泉に入ろう

ブルーメの丘から車で20分ほどのところに「永源寺温泉 八風の湯」があります。紅葉で有名な永源寺はライトアップも行われ、全国各地・海外からも多くの人が訪れます。

そんな永源寺のすぐ側に位置する永源寺温泉は、9月だとそれほど混雑もしないのでおすすめ。

泉質は刺激の少なめな単純温泉「美肌の湯」。それでいて入浴後はお肌がすべすべになります。匂いもあまりないので小さな子も安心ですね。

館内の「食事処 山水」では、食事とセットで入館料が含まれたりするのでお得です。地元産岩魚も堪能できるので、夕ご飯はこちらで食べて帰るといいですよ。

 

【和歌山県新宮市】熊野川町のひまわり畑

▶公式facebook:花咲く新宮、熊野川満開。プロジェクト

新宮川沿いの山中、休耕田を利用した「ひまわり畑」が9月に見頃を迎えます。紀伊半島を襲った豪雨で大きな被害の出た地区で、地元農家の方たちによる復興のための花畑。春には菜の花も満開ですよ。

熊野川町バイパス下に広がるひまわり畑は、よそ見運転に注意が必要なほど一面に咲いていますよ。平成27年から始まった同プロジェクトは気候により上手く育たなかった年もありますが、多い年には約40万本のひまわりが咲き誇りました

見頃は9月末頃まで続きますが、一番の見頃時期の日曜には「ひまわりまつり」も行われます。ひまわり畑での宝探しや餅まき、ビンゴやじゃんけん大会など、楽しいイベントが盛り沢山ですよ。商品の新米100kgはいち早く新米をGetするチャンスですね。

見頃時期

9月上旬〜下旬頃

ひまわりまつり

上旬〜下旬の見頃な日曜日
10:00〜14:00

アクセス

電車

JR紀勢本線「新宮駅」下車、熊野交通バス乗車「登記所前バス停」下車、徒歩約10分

自動車

紀勢自動車道「上富田IC」より約1時間20分

駐車場

あり

近くにある温泉でサッパリしよう

車で30分ほどの熊野の山中に「湯ノ口温泉」があります。最近リニューアルされ、とても綺麗な施設に生まれ変わりました。

加水・加温一切なしの「源泉かけ流し」のお湯。南北朝時代から続く「湯治場」で、杖をついていたはずの人が、入浴後には杖を忘れて帰るという「杖忘れの湯」という異名もあります。

ふんだんに使われている熊野材のおかげで、とても良い木の香りが漂っていますよ