秋冬になると、特に女性はブーツを履く機会が増えますよね。年末は忘年会や飲み会でブーツを脱ぐシチュエーションも多いと思います。
ブーツは匂いがこもりやすいので、脱いだ際に臭ってないかなと心配になっちゃうことも多いです。「臭い」と思われないために出来る対策を紹介します。
まずはブーツのお手入れ
ブーツのいやな臭いは、菌の繁殖により発生していることが多いです。ブーツ内を清潔に保つようにしましょう。
市販の除菌スプレーや、消毒用エタノールをシュッと吹きかけておくことで、菌の繁殖を抑えることができますよ。これはやっている人も多い方法。家に帰り靴を脱いだ際の習慣化としておけば負担もありませんね。
スプレーを吹きかける際に、注意点が一つ。アルコール消毒は、菌を包んでいる油分を分解し揮発させます。
ブーツは革製のものが多いですが、革の表面に大量に吹きかけてしまうと色落ちしたり、シミになってしまったりします。ブーツの内側、布の部分だけに吹きかけることが重要です。
どの家庭にもある「アルミホイル」を使った裏技！
アルミホイルってどこの家にもあると思います。アルミホイルを丸めて「手のひら大」の大きさにし、ブーツの中に2、3個入れておきます。すると空気中の水分と化学反応が起きて酸化されることにより、「金属イオン」が発生します。
この金属イオンが除菌効果を出してくれるんです。ブーツに入れておくだけで除菌してくれる、手軽に出来る裏技ですね。
さらにアルミホイルは、キッチンの排水口に丸めて置いておけば、ヌメリなどが出にくくなります。あの嫌なヌメリを触らなくて済むので、すぐにやってみましょう！
すでに匂いが発生している時の対策
臭いがブーツに染み込んでしまい、臭いがじわじわ出てくる場合があります。そんな時には「ベイクアウト」を利用すると良いですよ。
ベイクアウトとは、熱によって揮発を加速させ、空中に拡散させること。ニオイ分子は温めてあげると運動が活発化します。ブーツの中にドライヤーを当てて、嫌な「臭い」を外に出してしまいましょう。ブーツに染み込んだ臭いをリセットさせることができますよ。
ドライヤーを当てる時間は1分ほど。臭いがきつい場合は冷ました後、さらにドライヤーを当てましょう。何度か繰り返すと、染み付いた臭いも出ていきますよ。
ちなみに、臭いを取るには「冷ませば良い」という事も言われたりします。たしかに冷凍庫に入れ凍らせると、ニオイ分子は寝ている状態になります。しかし、実際にブーツを履いた際には、身体の熱で高温多湿になるので、また匂いが出てきてしまいます。
ニオイ対策には、冷やすより温めて運動を活発化させましょう。
買うときに気をつけたいブーツのサイズ
ニオイの観点からもサイズを重要視しましょう。ブーツは大きめサイズを選びがちですが、ぴったりサイズを選ぶのがポイントです。
大きすぎると、足とブーツがちょっとづつずれて摩擦熱を引き起こし、汗を掻きやすくなります。汗によりニオイを誘発することになってしまいます。反対に小さすぎると、窮屈になり足が緊張してしまいます。緊張することにより、同じく汗を掻いてしまいます。
ぴったりサイズならうまく空気が循環し、ポンプのような効果が得られます。よって汗を掻きにくくなるので匂いも抑えられますよ。
足の方を対策する！
手軽にできる足のニオイ対策として、入浴時に「洗面器」に少しお酢を入れると良いです。
足をその中に入れれば抗菌効果、さらに角質を除去してくれる効果がありますよ。
お風呂で是非使いたいグッズ。足裏専用ブラシ「フットブルーマーグラン」。
こちらは自分で洗いにくい「足の裏」を、気持ちよく洗えるグッズ。テレビで「所ジョージ」さんも「買ってよかった物」の一つとして紹介していました。
ボディソープをフットグルーマーグランに直接プッシュして足を乗せ、前後にゴシゴシするだけ。これがとっても気持ちいいんです。1日1分1ヶ月続けると、ガサガサな角質が取れツルツルに。足も臭わなくなると、良いこと尽くめ。
秘密はスクラブ剤をコーティングしたブラシの先端。普通のブラシに比べ70倍もの洗浄力が生まれますよ。