公園でやってもいいの?札幌で「手持ち花火」が出来る場所はココ

夏は花火の季節ですね。

一昔前は気にせず出来ていた花火も、今はどこでやって良いのか迷ってしまいます。みんなが集まりやすい広い場所といえば公園ですが、そもそも公園って花火をしても良いのでしょうか。花火をしていたらおまわりさんが来たというのは避けたいですよね。「花火が出来るとしたらどこ?」皆が探しています。

今回は、札幌で「花火ができる場所」を紹介します。

 

札幌の公園では、どう決められている?


花火をするにあたり、第1候補となるのはやっぱり公園ですよね。

公園を管轄する札幌市では、以下のように記されています。

▶出典:札幌市

ホームページによると、札幌市内のすべての公園・緑地で花火は禁止とされています。残念ですが公園以外の場所を探す必要があります。

 

札幌で手持ち花火をするなら「豊平川」しかない


公園・緑地がダメとなると、海のない札幌市の選択肢として出てくるのが「川」。

市内を流れる馴染み深い「豊平川」はどうでしょうか。

▶出典:国土交通省 札幌河川事務所

豊平川では、豊平川緑地とそれ以外(札幌河川事務所管理区間)に分けられ、豊平川緑地では花火は禁止。緑地以外では花火の利用が認められていますよ

ただし「飛ぶ花火・音がなる花火」は禁止されているので、手持ち花火で楽しみましょう。

長い豊平川ですが、緑地以外の部分って意外と限られています。例えば以下のエリアが該当します。

  • 「豊平橋〜南7条大橋」間の豊平区側
  • 「南大橋〜幌平橋」間の豊平区側の一部(テニスコートより上流側)
  • 「幌平橋〜南19条大橋」間の豊平区側
  • 「豊平橋〜一条大橋」の豊平区側

▶出典:豊平川上流

▶出典:豊平川下流

意外と細かく緑地と緑地以外が区切られていますね。他にも点在しているので「公式マップ」で確認してみて下さい。

豊平橋・南七条大橋・南大橋など、橋の下は緑地部分から外れているので、橋の下は意外と狙い目かもしれません。

緑地との境界には十分注意し、ゴミの持ち帰りなど後片付けは必ず行いましょう。

 

いっそのこと1泊!花火が出来るキャンプ場

キャンプ場なら私有地なので、キャンプ場次第で花火も可能です。いっそ皆でキャンプをするというのも楽しいですね。花火の出来る「札幌市内にあるキャンプ場」をいくつか紹介します。

しかしキャンプ場といえども、どこのキャンプ場も手持ち以外の花火は禁止されています。ルールを守って利用しましょう。

【札幌市南区】オートリゾート滝野

▶公式:オートリゾート滝野

充実した施設の高規格キャンプ場。滝野すずらん丘陵公園内にあるので、公園でガッツリ遊ぶことが出来るのも利点です。レンタル品も多く揃っているのでビギナーにもオススメです。

7・8月の土曜、夏休み期間にはキャプファイヤーも実施されていますよ。

営業期間

4月下旬〜10月末頃

住所

北海道札幌市南区滝野247番地(国営滝野すずらん丘陵公園内)

電話番号

011−594−2121

アクセス

札幌中心部より約40分

みんなのオートリゾート滝野での花火

 

【札幌市西区】ワンダーランドサッポロ

▶公式:ワンダーランドサッポロ

サッポロ中心部から25分という好立地にあるキャンプ場。バギーやサバゲーなど様々なアクティビティが楽しめるのが魅力です

手持ち花火のみ可能となっていて、打ち上げ花火・音の出る花火は禁止です。

住所

札幌市西区福井478番地

電話番号

011−661−5355

アクセス

札幌中心部から約25分