子供と行くなら必須!関西の「食べ放題付き」さくらんぼ狩り施設

ゴールデンウィークも終わり、夏休みまでの間にあたる5月下旬から6月は「さくらんぼ」が美味しい季節ですね。子供を連れて今が旬な「さくらんぼ狩り」に行きましょう!

子供と行く時にちょっと不安なのは、制限のあるところだと子供が夢中になって「もぎ取り」過ぎてしまい、買取金額が高くなってしまうこと。釣り堀に行った時と同じですね。

そこで、関西にある「さくらんぼ狩り」ができるスポットの中から、食べ放題システムのある所だけを紹介します。超過料金がいらないので思い切り楽しめますね。

 

【滋賀県蒲生郡竜王町】体験交流型農業公園 道の駅 アグリパーク竜王


▶︎公式:道の駅 アグリパーク竜王

道の駅にあるアグリパーク竜王は、1年を通して「いちご・さくらんぼ・桃・ぶどう・梨・柿・さつま芋」など様々な収穫体験が出来る人気スポット。予約の必要がないので、いつでも思い立った時に「さくらんぼ狩り」に行けるありがたい施設です。

当日9時に受付開始ですが、土日は特に込み合うので前倒しに受付開始することも珍しくありません。「朝8時に現地にいないとさくらんぼ狩りは出来ない」と言われるほど。平日ならそうでもないですが、土日に行くなら早めの行動がおすすめ。

前日にさくらんぼ狩りの受入れ予定人数を公式ツイッターにてお知らせしてくれています。必ずチェックしてから出発しましょう。

「農村環境改善センター」で受付を済ませると、提携している農家さんの果樹園に向かいます。ハウス栽培ではないですが、さくらんぼの木の上にシートを張ってくれているので雨でも大丈夫ですよ。

その日に案内される果樹園によって違いますが、食べられる品種は「香夏錦・高砂・佐藤錦・南陽・ナポレオン」など種類も多いです。鈴なりに実った「さくらんぼ」が30分間食べ放題となっています。糖度の高い、甘くて美味しい「さくらんぼ」を、思う存分食べられますよ。

動物ふれあい広場で「ひつじ・ポニー・うさぎ・やぎ」などの動物と触れ合うこともできます。餌をあげたり、触ったりできるのは子供達も大喜びですね。

「ベリーベリーカフェ」ではダッチオーブンのパンケーキも食べられます。20分ほど待たないといけませんが、種類も豊富で、ふわふわのパンケーキに甘過ぎないトッピングが好評です。季節ごとに体験クッキングもやっているので余裕があれば参加してみては?

さくらんぼ狩りのできる時期

6月上旬〜下旬頃

予約の有無

予約必要なし。
当日9:00より受付。先着順

営業時間

9:00~17:00
月曜休園

30分食べ放題料金

大人1800円
子供1300円
3歳以上800円

アクセス

JR「近江八幡駅」より近江鉄道バス「近江八幡駅南口バス停」乗車「道の駅アグリパーク竜王前」下車すぐ

名神高速道路「竜王IC」から約10分
駐車場あり。(100台)

近くに温泉発見!

アグリパーク竜王のすぐ近くに「蒲生野の湯」という天然温泉があります。源泉掛け流しの温泉は加温していないのでぬるめですが、その分長い時間入っていられますよ。入っている間に身体に泡がついてくるのも気持ちが良いです。

また、ポリタンク持参で行くと、50L/100円で「蒲生野の湯」の源泉を持ち帰れる、セルフスタンドもあります。持ち帰って家のお風呂に源泉を張れば家でも温泉が楽しめますよ!珍しいので試してみたくなりますね。

 

【滋賀県高島市】マキノ農業公園 マキノピックランド


▶公式:マキノピックランド

琵琶湖の北西部にある農業公園。「ブルーベリー・ぶどう・林檎・栗・さつまいも」といった果物狩りができますが、「さくらんぼ狩り」のみ予約は受け付けていません。予約をする必要がないという事は、パパが突然思い付く「明日さくらんぼ狩りに行こう」に答えてくれる農園ですね

ビニールハウス内でのさくらんぼ狩りなので、天気に関係なく訪れる事ができます。品質にもこだわっていて、化学農薬・化学肥料の使用を極力控えて栽培されているので子供に食べさせるにも安心な「さくらんぼ」ですよ。現地についたらまずピックランドセンターハウスへ行き、入園券を入手する必要があります。

マキノピックランドでは、訪れた時期によって異なった種類の「さくらんぼ狩り」ができるのが特徴です。それぞれ値段や、お土産のシステムも違うのであらかじめチェックしておきましょう。

シーズン初めの5月下旬には中国桜桃。小さい粒ながらも、とっても甘い品種となっています。シーズン中盤6月上旬からは甘果桜桃です。この品種は高級さくらんぼの「佐藤錦」があまりにも有名です。シーズン終盤の6月中旬からはアメリカンチェリー。甘果桜桃の一種であり、粒が大きく歯ごたえも楽しめるのが特徴ですよ。

お土産付きの食べ放題なので、否が応でも気合いが入りますね。お気に入りのさくらんぼの時期を狙って行ってもいいし、1シーズンに3回行って食べ比べるのもいいですね。

さくらんぼ狩りのできる時期

5月下旬〜6月下旬

予約の有無

必要なし

営業時間

9:00~16:00
水曜日休みが多いが変動あり。要ホームページにて確認。

30分食べ放題料金

「中国桜桃」5月下旬~
中学生以上…1200円(200gのお土産付き)
小学生…800円(200gのお土産付き)
3才以上…500円(お土産なし)

「甘果桜桃」6月上旬~
中学生以上…1600円(お土産なし)
小学生…1200円(お土産なし)
3才以上…800円(お土産なし)

「アメリカンチェリー」6月中旬~
中学生以上…1600円(200gのお土産付き)
小学生…1200円(150gのお土産付き)
3才以上…800円(お土産なし)

アクセス

JR湖西線「マキノ駅」下車 高島市コミュニティバスマキノ高原線「マキノピックランド」下車すぐ

北陸自動車道「木ノ本IC」から約30分。
無料駐車場あり(160台)

目の前の道路を歩こう!

マキノピックランド前の道路は、紅葉の名所で有名な「メタセコイア並木」です。まだまだ紅葉には程遠い時期ですが、生き生きと新緑が生い茂る時期もとても美しいですよ。

針葉樹「メタセコイア」が2.4kmにわたって植えられている道をのんびり散歩しましょう。写真映えするのでSNSに投稿するのにもピッタリですね!

スケッチブックを持っていき、子供と一緒に絵を描いても面白そうです。また、マキノピックランドではレンタサイクルもあるので、並木道を自転車で颯爽と走ってみるのも気持ちが良いですよ。紅葉の時期ほど混雑していないので狙い目かもしれませんね。

 

【奈良県吉野郡】フルーツファームタケモト


▶公式:フルーツファームタケモト

奈良県で唯一「さくらんぼ狩り」のできるスポット。さくらんぼだけでなく、ぶどう・桃・洋梨・林檎・このあたりの名物「柿」など四季折々の果物が味わえますよ。

奈良県では他にないこともあり、非常に人気があるので早目にチェックしておきましょう。しかし予約が多い場合は先着順ではなく、抽選方式となっているので予約締切前なら可能性があるのは嬉しい。

吉野の自然の中で育ったさくらんぼは10種類。有機肥料を使い減農薬、除草剤も使わずに栽培されているので、安心して子供に食べさせる事ができます。酸味と糖度のバランスがそれぞれ違うので、自分好みのさくらんぼを探してみるのも面白いですね。

さくらんぼ園はドーム型のハウスになっているので、雨でも問題なく「さくらんぼ狩り」ができますよ。ただ、園内にカバンなどを持ち込めないので、スマホに財布、カメラ等だけ持って入園する必要があります。いらぬ疑いをかけられないように注意しましょう。

さくらんぼ狩りのできる時期

5月下旬~7月初旬(年により異なる)

予約の有無

完全予約制

営業時間

10:00〜15:30

30分食べ放題の料金

大人2000円
子供1000円
3歳未満無料
*食べ残しは別途料金が発生

アクセス

近鉄「下市口駅」下車、タクシーで約5分

京奈和自動車道「御所南IC」より約25分

さくらんぼ狩りした後は

ちょっと足を伸ばして十津川村の「谷瀬の吊り橋」はどうでしょう。関西屈指のツーリングスポットです。日本有数の長さを誇る吊り橋で、深い山々の中、50m下の足元に流れる熊野川は絶景の一言。生活に使われている橋だけあって、地元の方が自転車はもちろん「原付きバイク」でも渡っています。

まるで空中散歩をしている気分で、歩くたびにゆらゆら揺れる吊り橋に、子供は大興奮ですね。怖がっているママの手を引いて渡ると夫婦仲もより一層深まりますよ。

 

まだまだある!関西のさくらんぼ狩りが出来るスポット

食べ放題だと時間制限があったり、元を取ろうと必死にかぶりつかなくてはいけません。子どもが小さかったり、ゆっくりと味わいたいなら他の選択肢も視野に入れてみると良いですよ。こちらで紹介しているので参考にしてみて下さい。

予約なしで行ける所も!関西のおすすめ「さくらんぼ狩り」農園