電車で行ける夏の絶景!カップルで楽しむ関西の「ひまわり畑」

夏に咲く「ひまわり」ってなんだか元気をもらえますよね。太陽の日差しをいっぱいに受け、まっすぐ太陽に向かって咲く姿をみると「今年も夏が来たなー」と感じられます。

ヒマワリがずらーっと並ぶひまわり畑は、青空によく映える「黄色い絨毯」を思わせる絶景です。そんなフォトジェニックなスポットって、やっぱり郊外に位置し、車がないと行きづらい所も多いです。

しかし、鉄道網の発達している関西では、実は電車で見に行ける「ひまわり畑」もあるんです。電車で行けるなら学生のカップルでも行きやすいですよね。4つ厳選して紹介します。

 

【大阪府吹田市】万博記念公園


▶公式:万博記念公園

1970年万博の跡地にある万博記念公園は、綺麗に整備された過ごしやすい公園。広大な敷地には太陽の塔はもちろん、ゆったりくつろげる芝生、マルシェやロハスフェス、ライブなどのイベントが行われる広場など設備も充実。園内には季節に合わせて様々な花が咲き、いつ訪れても花を愛でることが出来ますよ。

ちょうど園の中央に位置する「チューリップの花園」で「ひまわり」が咲いています。テストの終わった夏休みに入った頃に咲くので訪れやすいですね。

ひまわりは太陽の方を向いて咲くことが知られています。ちょうど「ひまわり畑」の南東には太陽の塔があり、ひまわり達は太陽の塔の方を向いて咲いています。太陽ならぬ、太陽の塔から陽の光を浴びているように見えますよ。洒落た演出になっていますね。



万博公園では、約23品種1万株のひまわりが咲きます。

黄色いオーソドックスなものに加え、赤茶色の花びらが特徴な「ムーランルージュ」、さらにレモンイエローの「ゴッホ」や「モネ」など、画家の名前がついた珍しい「ひまわり」まで。世の中には「こんなにたくさんの種類のひまわりがあったのか」と驚かせられますよ。

品種が多いので、長い期間楽しめるのも高ポイント。

周辺には「ミストロード」が設置されています。暑さの厳しい大阪の夏。霧のシャワーの下を歩くだけで涼をとれちゃいますよ。

日本庭園では「蓮」も見頃を迎えているので、合わせて見に行くと良いですよ。26種1,200株の蓮の花は、昼には閉じてしまうので午前中の早い時間がおすすめです。

見頃時期

7月末頃~8月下旬頃

開園時間

9:30から17:00(最終入園16:30)

定休日

日本庭園・自然文化園は、毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日の木曜日)が定休日。
*4月1日からゴールデンウィークまで、10月1日から11月30日までの間は無休

料金(日本庭園・自然文化園共通)

大人 250円
小・中学生 70円

電車でのアクセス

大阪モノレール「万博記念公園駅」下車、徒歩7分

同時期に万博公園で開催される「イルミナイト万博」

「8月上旬〜中旬頃」の夕方からは「イルミナイト万博-夕涼み-」が行われます。

東大路などがイルミネーションで装飾された「光の並木道」に。さらに「お祭り広場」で花火ができたりと夏の夜を堪能できますよ。

販売もしているので現地で花火を買ってもいいし、持ち込みもOKとなっています。手持ち花火の最後にする「線香花火」って、夏真っ盛りなのに夏が終わってしまうような哀愁があっていいですよね。

せっかくなので二人で童心にかえり、花火を楽しんじゃいましょう。

 

【大阪市東住吉区】長居植物園


▶公式:長居植物園

長居公園の中に位置する長居植物園。242,000平方メートルと広大な敷地を有し、植物の種類も1,200種とまさに都会のオアシス。春には菜の花が咲いていた「ライフガーデン花壇」で、夏には約8,000株のひまわりが元気に咲きますよ。

メインは背の高い、昔ながらのサニーキッズ。120センチほどの高さになり、大きなものは2m近くにまで。これぞひまわり!という茎の太いひまわりです。

青空がよく似合い、それぞれが太陽に向かって咲く姿に元気をもらえますよ。

畑の東側にはちょっとした展望台が作られていて、ひまわりを見上げることなく眺めることが出来ます。

綺麗に並んで、一面にびっしりと広がって咲く姿は、いかにも夏らしい光景で壮観ですよ。まるでみんながこっちを向いているようですね。「朝礼時の先生ってこんな感じなのかな」などカップルで盛り上がれそうです。

同時期には、ヘチマやヒョウタンなどで作った長さ約23m、幅約5mの「緑のトンネル」ができていて見頃を迎えていますよ。

上からヘチマやヒョウタンがぶら下がり、大きく曲がっちゃってるものがあったりと、趣がある面白い光景です。

見頃時期

7月下旬頃~8月中旬頃

開園時間

3月~10月 9:30~17:00(最終入園16:30)
11月~2月 9:30~16:30(最終入園16:00)

定休日

月曜日(祝日の場合はその翌平日)
年末・年始(12月28日~1月4日)

入園料

  植物園 植物園・自然史博物館
共通券
大人 200円 300円
高校・大学生 200円 200円
中学生以下 無料 無料

電車でのアクセス

大阪メトロ御堂筋線・JR「長居駅」下車、徒歩約10分

長居植物園の新たな名所「HANDSOME bot GARDEN」


▶:長居植物園

植物園中央の芝生広場に「HANDSOME bot GARDEN(ハンサムボットガーデン)」が2018年4月にオープン。自然に囲まれた開放的な空間です。

ランチをとったり、お茶をしたりとゆったりとリラックスした時間を過ごせますよ

 

【神戸市中央区】布引ハーブ園


▶公式:布引ハーブ園

三宮からも近い「新神戸駅」からロープウェイに乗れば「布引ハーブ園」に到着。神戸の中心地からすぐなので、わざわざ車で遠出しなくても気軽に行くことができますね。

ロープウェイに乗り込んで約10分で布引ハーブ園に到着。山頂から花畑・ショップ・カフェなどを道々楽しみながら中間駅まで降りていきます。

中間駅付近に広がる「風の丘フラワー園」でひまわりが咲いていますよ。ロープウェイから見られる位置に咲いているので、上からひまわり畑を見るチャンスです。油断しないようにしましょう。

ロープウェイから見られるということは、そう、ひまわり畑からもロープウェイの姿が捉えられるということ。元気いっぱいに咲く「ひまわり」と、ロープウェイのコラボ写真が撮れちゃいますよ。鉄道とひまわりはあっても「ロープウェイと」となると、なかなか無い環境ですよね。

神戸布引ハーブ園は、約200種・75,000株の花やハーブが咲いている、日本最大級のハーブ園です。

ヨーロッパの田舎に迷い込んだような雰囲気の園内では、ひまわりだけでなく「オミナエシ」や「バジル」も最盛期を迎えていますよ。12個のガーデン・温室・ハーブミュージアムなどで存分に色や香りを楽しんじゃいましょう。

ガーデンテラスには実は足湯まで完備。もちろんお湯は「ハーブ入り」になっているので、香りを楽しみながら心と体を癒すことができますね。

見頃時期

8月上旬〜中旬

時間

10:0〜17:00(展望エリア20:30)

料金

大人 1,500円
小人(小・中学生)750円
未就学児 無料

定休日

なし(冬季期間に2週間ほど閉園期間あり)

電車でのアクセス

神戸市営地下鉄・山陽新幹線「新神戸駅」下車、神戸布引ロープウェイにて布引ハーブ園へ

「布引ハーブ園」へ行く際の割引

 

H.I.S.にて1日50組限定「大人200円引きクーポン」があります。会員登録など必要ないので、発行してお得に入園しましょう!

 

【京都府向日市】向日市ひまわり畑


▶公式:向日市観光協会

桂川を超えてすぐの向日市で毎年「ひまわり畑」が見頃を迎えます。地元農家の協力を得て行われるひまわり畑は、毎年場所を変えて開催。約3,000~5,000本の花を付けるひまわりは8月上旬頃に見頃を迎えます。

京都市内からアクセスも良く、気軽にひまわり鑑賞に出かけられるのがいいですね

向日市の「市の花」にもなっているひまわり。黄色い花が青空によく映え、遠くに見える山々と共に、ゆったりとした美しい風景を楽しむことができますよ。

ひまわりは見頃が一週間程度続きますが、序盤がおすすめです。開花状況が「ブログ」にアップされているのでチェックして早めに訪れると良いですよ。

見頃時期

8月上旬~中旬頃

時間

見学自由

料金

無料

電車でのアクセス

阪急京都線「洛西口駅」下車、徒歩約10分

洛西口駅近くの珈琲専門店


▶公式:カフェタイム 久世店

洛西口駅を超え、イオンモール手前に「カフェタイム久世店」というコーヒー専門店があります。京都の各カフェに豆の販売をしているだけあり、とっても美味しいコーヒー豆が手に入りますよ。

以前は豆の販売だけでしたが、数年前からイートインが併設されました。ひまわり畑の後は、こだわり抜かれたコーヒーとスイーツでほっこりして帰りましょう。

 

時期・場所・目的別で探す!ひまわり畑

家から行きやすい「場所」別に探したい際に便利な、ひまわり畑を紹介しています。同じ関西圏なら十分行動可能範囲ですよね。参考にしてみて。車が必要な所も多いですが、レンタカーや、カーシェアリングも充実してきたので、それらを利用すれば良いですね。

自然が織りなす「ひまわり迷路」は、背の高い「ひまわり」ならでは。ひまわりで作る迷路が設置されているのはこちら。また、ワンちゃん入場OKな場所なら家族の一員である、ワンちゃんも連れていけますね。

インスタ映え写真を撮りたいなら、人より早めの行動が必須。関西最速の見頃は「7月」。夏の始まりにひまわり写真が撮れますよ。

また、この夏タイミングを逃しても大丈夫。夏の終わり「9月」に見頃を迎える「ひまわり」が関西には存在します。頭の片隅に入れておけば行けなかった際にも安心ですね。