11月でもまだ間に合う!関西で秋らしいコスモス畑を見に行こう

秋も深まり「紅葉」までもう一歩という11月。紅葉までの間に、秋らしい写真を撮りに出かけませんか?

初秋から咲き始めるコスモスは、11月でも見られる所はまだたくさんあります。青空をバックにアップで一輪、または密集して咲く姿などはSNS映えもしますね。

11月に関西でコスモスが見られるスポットを紹介します。

 

【淡路島】あわじ花さじき


▶公式:あわじ花さじき

淡路島では花博が行われたり「花の島」とも異名をとります。「あわじ花さじき」は標高298~235m、約15ヘクタールという広大な高原に位置し、眼下に広がる「花の大パノラマ」を一望できるようになっていますよ。

海に向かって広がる「なだらかな花畑」にコスモスが咲き乱れます。ピンクのセンセーションに加え、珍しいイエローキャンバスなども合わせて植栽。海から吹く爽やかな秋風を受けながら気持ちよく鑑賞できます。

疲れちゃったら、直売所で売っている名物の「ソフトクリーム」がおすすめ。びわの産地である淡路島らしく、さっぱり感のある「びわソフト」、淡路島牧場を有する淡路島産の新鮮な牛乳を使った「濃厚ミルクソフト」は絶品ですよ。

見頃時期

10月上旬〜11月上旬頃

時間

9:00〜17:00

定休日

年末年始

入園料

無料

ペット同伴

可能

アクセス

電車

JR「舞子駅」山陽電鉄「舞子公園駅」下車、高速バスに乗車し「東浦バスターミナル」下車、タクシーで約10分

自動車

神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」より約12分

駐車場

無料駐車場あり

近くにある大人気のハンバーガー


▶公式:淡路カントリーガーデン

淡路カントリーガーデンは、淡路島の山の斜面に広がり、自然に囲まれた景観の良い高原牧場。入り口横にある、ハンバーガーショップ「Saf Saf(サフサフ)」は実は人気のあるお店なんです。

「あわじ大地のバーガー」と名付けられたハンバーガーは、淡路牛と淡路の名産である玉ねぎを、無添加バンズでサンド。ボリュームたっぷりで甘い玉ねぎが食欲をそそりますよ。

 

【滋賀県日野町】滋賀農業公園 ブルーメの丘


▶公式:ブルーメの丘

日野町にあるブルーメの丘は「中世ドイツの農村」をイメージした公園で、動物たちとのふれあい、本格的なパンやソーセージ、ピザ作りなどの体験ができたり、四季折々咲かせる花が魅力です。「シルバニアファミリーあそびのお部屋」なんて女の子が目を輝かせて遊べますよ。

ブルーメの丘は緩やかな丘になっているので、目に飛び込んでくる花壇に植えられたコスモスの量が違います。視界いっぱいに広がるコスモスを楽しむことができますよ。運良くアルパカの散歩と被れば、アルパカとコスモスのツーショットが撮れることも。


▶出典:日野観光協会

実はブルーメの丘一帯はコスモス畑の宝庫。「ブルーメの丘」手前の畑でもピンクに広がるコスモス畑の鑑賞も可能。

異国の雰囲気漂う「ブルーメの丘」の建物をバックに写真を撮ることもできますよ。後ろにそびえる「鈴鹿山脈」がのどかな風景を演出してくれますね。

見頃時期

9月下旬~11月上旬

営業時間

シーズン中
平日 10:00~17:00
土日祝 9:30~18:00

冬期間
10:00~17:00

定休日

「シーズン中」
水曜日(春休み、4・5月、夏休みを除く。水曜日が祝日の場合は営業)

「冬期間」
水・木曜日(臨時休園有り)

入園料金

大人(中学生以上)1,000円
子供(4歳~小学生)600円
3歳以下 無料
ワンちゃん 300円

ペット同伴

可能

アクセス

電車

近江鉄道「日野駅」下車、近江バス乗車「幅野町バス停」下車、徒歩約10分

自動車

名神高速「八日市IC」より約20分

駐車場

無料駐車場あり

ブルーメの丘周辺で温泉に入ろう

ブルーメの丘から車で20分ほどのところに「永源寺温泉 八風の湯」があります。紅葉で有名な永源寺はライトアップも行われ、全国各地・海外からも多くの人が訪れます。

泉質は刺激の少なめな単純温泉「美肌の湯」。それでいて入浴後はお肌がすべすべになります。匂いもあまりないので小さな子も安心ですね。

館内の「食事処 山水」では、食事とセットで入館料が含まれたりするのでお得。地元産岩魚も堪能できるので、夕飯はこちらで食べて帰るといいですよ。

 

【尼崎市】武庫川河川敷 髭の渡しコスモス園


▶公式:尼崎市

尼崎、伊丹、西宮の境に位置する武庫川の「髭の渡し」でもコスモスが咲き乱れます。まだ橋が架かっていなかった江戸時代、川を渡るために「渡し」が行われていました。近くに「髭の安兵衛さんの茶屋」があったため、髭の渡しと呼ばれるようになったそう。

武庫川の河川敷に咲くコスモスの花は550万本。面積も13,000平方メートルと、阪神間でも最大規模を誇ります。

一時は不法投棄などで荒れていた河川敷が、平成15年、ボランティアの皆さんの努力によって生まれ変わり、今では毎年多くの見物客を集めるコスモスの名所にまでなりました。都心にも近く、市バスで簡単に行けるためアクセスの大変良いスポットですよ。

種まきの時期は、他の地区と比べ遅めの9月上旬。必然的に開花時期も遅め。10月下旬から紅葉の始まる11月下旬頃に見頃を迎えるので、出遅れた際にも安心ですね。

コスモスの種類はオーソドックスなピンクのセンセーションや、オレンジや黄色が美しいキバナコスモスも多く植えられています。秋晴れの空、河川敷の緑、そしてコスモスに包まれる武庫川。秋の風情を感じられますね。ワンちゃんの散歩コースにされている方も多く、のどかな時間が流れていますよ。

臨時駐車場は台数が少なく、16:00閉鎖となるためバスで訪れるのがオススメ。趣のある夕焼けの河川敷を堪能してから帰路につけますね。

見頃時期

10月下旬~11月下旬

時間

24時間

定休日

期間中無休

入園料

無料

ペット同伴

可能

アクセス

電車

阪急「武庫之荘駅」より阪神バス「宮ノ北団地」行き40番41番で「西昆陽バス停」下車、徒歩約5分

自動車

阪神高速3号神戸線「武庫川IC」より約13分

駐車場

臨時有料駐車場あり

武庫川河川敷の近くにある公園


出典:tripadvisor

歩いていける距離に「西武庫公園」がありますよ。多彩な遊具を備えているので子供も喜んで遊べますね。

自然豊かな公園なので「ドングリや松ぼっくり集め」に夢中になっちゃう子供も多いです。子供用の信号があって交通公園のようなエリアも。交通ルールの勉強にもいいですよ。

 

【淡路島】国営明石海峡公園


▶公式:淡路島 国営明石海峡公園

明石から淡路島に渡ってすぐの「国営明石海峡公園」は、大阪神戸からもアクセスの良い、とーっても広い公園です。花の鑑賞だけでなく、遊具で遊んだり、バーベキューをしたりと家族みんなで楽しめますよ。

中央少し南側にある「大地の虹」で大規模な花畑が展開されています。秋にはコスモス畑になり、様々な色が帯状に花壇を彩っています。絨毯のように咲くコスモスをアップで撮ったり、上部を走る高速道路とのアンバランスさ、さらに淡路の山々をバックに写真を撮るのもいいですね。

海と空を取り入れた写真が撮れる「明石海峡公園」は、のんびりしたい秋にもぴったりです。

見頃時期

9月下旬〜11月上旬頃

時間

9:30〜17:00

定休日

年末年始、2月の第1月曜・火曜日

入園料

大人(15歳以上)450円
小中学生 無料

ペット同伴

可能

アクセス

電車・バス

JR山陽本線「舞子駅」より高速バス乗車、「夢舞台前バス停」下車→東浦口ゲートまで徒歩3分

自動車

神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」より約5分

駐車場

500円/1日(淡路口ゲートの駐車場が便利)

遊具も充実「明石海峡公園」

公園の一番北側、じゃぶじゃぶ池の隣に大きな複合型遊具「夢っこランド」が設置されています。

「風・花・水」をテーマにした遊具で、「長さ130m×高さ14m×幅40m」と関西最大級の規模。ローラーすべり台やスライダーは数知れず、ネットにブランコ、ターザン滑車と遊び方は150種にも及びます。

さらに「子どもの森」にも大型遊具があるので、混んでいたらそっちに移動するといいですよ。

 

【奈良市】般若寺


▶公式:般若寺

「関西花の寺二十五ヶ所」霊場17番般若寺は「コスモス寺」として有名です。飛鳥時代建立の、荒涼感漂う古寺の境内に咲く30種類・15万本のコスモスが、9月〜11月には満開を迎えます。

30年ほど前、一角に咲いていたコスモスが、今では境内を埋め尽くすほどになりました。見頃時期には本堂、石塔、石仏を取り囲むようにピンクで染められますよ。

他の時期にも、春は桜やツツジにヤマブキ、夏はあじさいに初夏咲コスモス、冬はスイセンと四季折々花に囲まれ、晩秋の紅葉も見ものです。時期をずらしてまた来たいと思わせてくれますね。

開花時期

9月下旬~11月上旬(見頃10月上・中旬頃)

時間

9:00~17:00(最終受付 16:30)

定休日

なし

拝観料

大人 500円
中高生 200円
小学生 100円

ペット同伴

可能

アクセス

電車・バス

JR・近鉄「奈良駅」より奈良交通バス乗車、「般若寺バス停」下車、徒歩約3分

自動車

第二阪奈道路「宝来IC」より約20分

駐車場

1時間以内 無料
以降 500円/1時間

周辺にも寄りたい所がいっぱい


▶公式 : 植村牧場

般若寺の眼の前にある植村牧場。はっきりとしたミルクの甘さのある、濃厚な味の牛乳ソフトクリームが絶品です。牛乳を食べていると感じさせてくれますよ。明治16年創業の植村牧場の牛乳は1本1本「手作業」で詰められているそう。

観光牧場ではないですが、触ったり騒いだりしなければ牛舎も見せてもらえます。看板猫もかわいいですよ。

また少し南に下った「東大寺焼門」近くにある「菓匠 千壽庵吉宗 奈良総本店」の「わらび餅」は絶品ですのでぜひ食べてみて。

周辺の「東大寺転害門」「正倉院」「大仏殿」と奈良らしく「歴史の旅」に出るのもいいですね。

 

【大阪府和泉市】和泉リサイクル環境公園


▶公式:和泉リサイクル環境公園

和泉市にある和泉リサイクル環境公園は、産業廃棄物の埋立地を公園としてよみがえらせた公園。

市の花でもある水仙やラベンダー、コスモス、芝桜など四季折々の花を見ることができます。夏に咲くひまわりはインスタ映えするとあって、若い子たちもよく訪れています。

コスモスは全部で100万本。色別にライン状に植えられ、ピンク・赤の間に咲く白いコスモスのラインが眩しく目を引きます。コスモス畑の中に小さな「ひまわり」の小道も作られ、可愛らしく咲いています。ひまわりの黄色がきれいですよ。

見頃時期

10上旬〜11月下旬

時間

8:00~17:00

定休日

月曜日(祝日は開園)・年末年始

入園料

無料

ペット同伴

不可

アクセス

電車

泉北高速線「和泉中央駅」より南海バス乗車、「納花バス停」下車、徒歩約15分

自動車

阪和道「岸和田和泉IC」より約10分

駐車場

無料

近くの道の駅


▶公式:道の駅 いずみ山愛の里

ちょっと南に行くと170号線沿いに道の駅があります。10年ほど前にオープンした道の駅で、和泉市の地元産の農産物や加工品が手に入ります。さらに和泉市と友好都市である「和歌山県かつらぎ町」の農産物も例外的に取り扱っています。九度山の麓、かつらぎ町の柿は有名ですよね。

食事もできるカフェもあるので一息入れるのにぴったりですよ。

 

【奈良県桜井市】安倍文殊院


▶公式:安倍文殊院

奈良県桜井市に位置する安倍文殊院。大化の改新(西暦645年)に創建されたといわれる寺院。
春には桜の花が咲き乱れ、「桜の海」の中にいるかのよう。そしてツツジやサツキの見頃を終え、初秋からはコスモスが満開を迎えます。

知恵の寺にちなんで、5万本のコスモスで「迷路」が作られています。頭を使って脱出する迷路は、500平方メートルの規模があり、出られなくて小さい子がよく迷ってしまいます。30種類ものコスモスが使われていて、入り口に咲くチョコレートコスモスなど珍しい品種も多いです。

迷路内の丘陵には展望台も。真下を見下ろすと、迷路の中を行き交う人達の姿も見られますよ。

開花時期

9月中旬~11月中旬

時間

9:00〜16:00

定休日

なし

拝観料

大人(中学生以上)700円
小学生 500円
*お抹茶・菓子付き

ペット同伴

可能

アクセス

電車

近鉄大阪線「桜井駅」より徒歩約18分

自動車

南阪奈道路「葛城IC」より約20分

駐車場

500円

近くの神社にお参りしよう

車で15分の所に大神(おおみわ)神社があります。せっかく桜井に来たのでお参りして帰りましょう。

大神神社は、日本最古の神社とされ、ご神体は後ろに広がる三輪山そのもの。本殿などはなく、拝殿から三ツ鳥居を通して山に向かって拝みます。神の宿る山って神秘的ですね。

境内は勾配も多いので歩きやすい靴で行くと良いですよ。