マツコも絶賛していたステンドグラス。関西の名所を見に行こう

マツコの知らない世界で取り上げられていたステンドグラス。とってもキレイでしたね。日常生活でなかなか出会わないステンドグラスは、改めて見るとやっぱり魅力的です。

実際にステンドグラスを見てみたい。ステンドグラスを眺めて過ごす午後というのも優雅で良いですね。

関西にもいくつか美しいステンドグラスが見られるスポットがあるので紹介します。

 

【大阪・玉造】カトリック玉造協会 大阪カテドラル 聖マリア大聖堂


▶公式:大阪カテドラル 聖マリア大聖堂

大阪城公園の南、玉造にあるカトリック教会の大聖堂「大阪カテドラル 聖マリア大聖堂」。

この地はもともと細川忠興の屋敷のあった場所。細川忠興に嫁いだ、明智光秀の三女「細川ガラシャ」はキリシタンとして有名ですよね。また、高槻の領主だった「高山右近」も有名なキリシタン大名。その縁あって細川ガラシャと高山右近の石像が広場にあります。

そしてよく見ると建物中央のマリア様は着物姿。一見して違和感がないので気づかない人も多いです。菩薩様のような優しそうな顔に癒やされますよ。

大聖堂にある約100個の窓がステンドグラス。イエス・キリストと聖母マリアの生涯が描かれています。太陽光で輝くステンドグラスの美しさには目を奪われますよ。じっくり1枚1枚観察したいですね。壁面に掲げられている「最後の日のガラシャ夫人」の絵も必見です。

儀式などが行われている際は聖堂内には入れませんが、基本的に自由に出入りでき、ミサにも参加可能。ミサの際に響き渡るパイプオルガンの音色はとっても素敵。2400本のパイプを持つパイプオルガンは迫力がありますよ。

 

【兵庫・西宮】カトリック夙川教会


▶公式:カトリック夙川教会

「カトリック夙川教会」は西宮の住宅地に佇む協会で、昭和7年に建てられた重厚なネオゴシック建築。遠くからでも目立つ、33mの高い塔が特徴的です。パリのサントシャペル聖堂をモデルにした尖塔で、近づいていくと大きさと高さに圧倒されます。

教会ということもあり、敷居の高い感じがしますが、キリスト教徒でなくても誰でも入れるので安心。中に入ると柱がなく天井の広い空間が広がり、厳かな雰囲気が漂います。太陽光を通すステンドグラスがキラキラと輝き美しいですよ。

隅々まで手入れが施されていて、85年以上前に建てられたとは思えません。気持ちの良い時間を過ごすことができますよ。クリスマス時期には外壁がイルミネーションで装飾もされ、とってもロマンチックですよ。

 

【神戸・北野】山手八番館


▶公式:山手八番館

北野異人館の中でも最北に位置する山手八番館。海に向かって張り出した窓が連なるチューダー様式の館です。

アーチ状の入り口上部にあるステンドグラスは必見。重厚でクラシカルなステンドグラスは他で見るステンドグラスとは一線を画しますよ。

山手八番館は実は有名なパワースポットでもあります。館内にある様々な美術品たちに混じって佇む「サターンの椅子」、この椅子は「願い事が実り叶う椅子」といわれています。女性は向って右側に、男性は左側に座りましょう。部屋の雰囲気も良いのでインスタ映えもしそうですね。

 

【神戸】本願寺神戸別院


▶公式:本願寺神戸別院

元町駅と神戸駅の間に位置する本願寺神戸別院は別名「モダン寺」とも呼ばれています。

お寺というより教会のようなデザインは、モダン寺の名称にピッタリ!インド仏教様式にならって建てられた壮麗な建物の姿は、多くの異人館の入り交じる神戸の町の中でも、ひときわ異彩を放っています。

異国情緒豊かな5つの尖塔とステンドグラスが非常に美しく、丸窓がステンドグラスになっています。お寺にステンドグラスって意外な組み合わせですね。夜にはライトアップもされムードに溢れていますよ。

お寺なので日中なら拝観や見学も自由にできます。外国にあるお寺のようで、良い意味でのチグハグさを見ることができますよ。ただし、本願寺系列なのでお守りや御朱印といった類は取り扱ってないので注意しましょう。