京都で思い出に残る七五三ならココ!お参りに行きたい人気の神社

11月15日は七五三ですね。数え年で男の子なら3歳・5歳、女の子なら3歳・7歳時に、神様に成長を報告します。これからも宜しくお願いしますと、さらなる成長を見守ってもらいましょう。

男の子も女の子も、生涯2回しかない七五三。自宅近くの「氏神様」に出向くのが伝統ですが、最近は有名な大きな神社に行く人も多いです。神社の規模も大きく見所が多い為、思い出の写真を撮る際にも華やかな写真が撮れますね。

大きな神社だと訪れる人も多いので、わざわざフォトスタジオ等で衣装を用意しなくても、神社の方で七五三プランがあったりするので便利。1ヶ所ですべてが完結するのはシンプルで良いですね。

関西圏ですと、やはり千年の都「京都」の神社は人気があります。ちょうど紅葉時期にも重なり、美しい景色が広がっていますよ。

七五三で訪れたい、京都で人気の神社を紹介します。

 

【京都市上京区】北野天満宮


▶公式:北野天満宮

上京区に位置する北野天満宮は、学問の神様「菅原道真公」を祀る、全国の天神・天満宮の総本社。

昔から「北野の天神さん・北野さん」と親しみを込めて呼ばれています。受験時の合格祈願はもちろん、毎年7月に行われる「七夕まつり」も大変人気があります。笹飾りが厳かな境内によく合いますよ。

学問の神様を祀る天満宮だけあり、小学校入学前後にあたる「7歳」の七五三にピッタリ。七五三の祈祷料は1人5,000円で、祝い笹・記念品・お守り・千歳飴も頂けます。有名神社でありながら標準的な料金で安心。

北野天満宮指定の幸梅会では、「七五三パック」も用意されています。着物のレンタル・着付け・写真撮影がセットになっているので、別で準備することなく、すべて「北野の天神さん」にお願いして完結できるので便利ですね。

11月の土日限定ですが、天満宮境内でプロカメラマンによる撮影は魅力ですよね。自分達では撮れない表情を撮ってもらえますよ。

レンタルした着物は、次の日のお昼までに返却すればOK。紅葉の始まった境内で思う存分「写真撮影」できますよ。

豊臣秀吉公の築いた土塁「御土居」の一部が残る「もみじ苑」は大変美しく、日没後はライトアップもされています。舞妓さんによる日舞も披露され、女の子はみんな憧れちゃいますね。

七五三受付時期

随時(祭典時は中断あり)

受付時間

9:00〜16:30

受付場所

本殿前祈祷受付

祈祷料

5,000円

衣装貸出

北野天満宮 幸梅会の「七五三プラン」あり
*別途祈祷料が必要

アクセス

電車

京福電車「白梅町駅」より徒歩5分

自動車

名神高速道路「京都南IC」より約30分

駐車場

あり

近くの絶品とうふ屋さんへ

食事はすぐ近くにある「京とうふ藤野 本店」で豆腐料理はいかがですか?

ランチメニューは一択。豆腐と湯葉を贅沢に使った「とうふ料理コース」は、湯葉の刺身や豆乳衣の天ぷらなど、ここでしか味わえないものばかり。人気があるので売り切れてしまうことも多いです。

カフェとしても使え、生麩とおとうふソフトの「うふふソフト」と丹波の黒豆コーヒーで優雅なひとときを過ごすのもおすすめです。

 

【京都市東山区】八坂神社


▶公式:八坂神社

東西方向のメインストリート「四条通」の東の突き当たりに位置する八坂神社。古くから祇園さんの愛称で親しまれ、7月に1ヶ月かけて行われる豪華で可憐な「祇園祭」は、日本三大祭に挙げられるほど有名ですね。

「スサノオノミコト」を祀っている八坂神社。ヤマタノオロチを退治した神話は皆が知っていますね。本殿の下には大きな池があり、龍が住んでいるという伝説が残され、ロマンにあふれています。

四条通に面する「西楼門」は、重要文化財にも指定される、京都を代表する撮影スポット。西楼門の前で、七五三の記念写真を取りたいですね。

このあたり東山一帯は観光客も多く、曜日に関係なく外国人観光客で賑わっています。着物で着飾っていると外国人から感嘆の声が上がりそう。一緒に写真を撮ってとお願いされるかもしれませんよ。

10月・11月には七五三で訪れる人も多く、小さな子がいっぱい。祈祷だけではなく「七五三パック」も用意されています。「祈祷料金・貸衣装・着付け・1ポーズの写真」がセットになっているので便利。フォトスタジオ等を別に用意しなくていいので楽ちんですね

11月なら、子供一人分の「厄除けぜんざい無料券」も頂けます。その無料券も利用して喫茶室で休憩もできますよ。それでもやっぱり着物を汚しちゃうと困るので、お参りが終わった後に利用すると良いですね。

本殿の右奥には「美御前社」があります。多くの女性が訪れる隠れたパワースポット。この社で湧き出ている神水「美容水」を2・3滴肌につければ、肌だけでなく心まで美しく磨かれるそう。頬を濡らしている人も多く、ママにも嬉しいスポットですね。

七五三受付時期

10月初旬〜11月末

受付時間

9:00〜16:00

受付場所

本殿内受付

祈祷料

5,000円 ・8,000円・10,000円

衣装貸出

七五三パックあり

アクセス

電車

京阪本線「祇園四条駅」より約5分

自動車

阪神高速8号京都線「鴨川西IC」より約15分

駐車場

600円/1時間(祈祷者は1時間無料)

 

【京都市左京区】平安神宮


▶公式:平安神宮

明治28年に創建された平安神宮は、幕末を経て衰退していた京都復興の象徴となる神社。第50代桓武天皇をご神祭として祀っています。

平安神宮といえば大鳥居。近くで見ると本当におっきい!圧巻です。

玉砂利の敷き詰められた境内もとっても広い。白い玉砂利を「ギュッギュ」と踏みしめて向かう本殿は身が引き締まりますね。

平安神宮は神前結婚式をされる方も多く、和装の人達が非常に多いスポット。タイムスリップしたような光景は外国人観光客にも人気です。

10月からは七五三シーズン。予約の必要もなく、祈祷してもらうと、お守りの笹・千歳飴に加え、お土産のおもちゃをもらえます。おもちゃは数種類あり、子供の好きなものを選ぶことも可能ですよ。

事前予約制の「土日祝のみ」になりますが、オススメは「七五三パック」。

レンタル衣装・着付け・祈祷・撮影までがセットになったパックで、1ヶ所で済ませられるので便利。別途料金でヘアセットにメイク、ママの着付けも可能ですよ

明治時代の代表的な庭園である「平安神宮神苑」が社殿を囲むように広がっています。紅葉の始まる時期にあたる七五三シーズン。庭園と紅葉のコラボレーションは言葉にならない美しさ。

日本ではじめての電車が明治28年、京都市内に敷設されました。今では廃止になったチンチン電車の車両が一角に置かれています。深い緑の車両が庭園にもすごくマッチしていますよ。電車好きな子だけでなく、パパもテンションが上ってしまいますね。

七五三受付時期

10月1日~12月15日

受付時間

9:00〜16:00
*時代祭の日は9:30~11:30まで

受付場所

大極殿

祈祷料

6,000円〜

衣装貸出

七五三プランあり

アクセス

電車

地下鉄東西線「東山駅」より約10分

自動車

名神高速道路「京都東IC」より約20分

駐車場

平安神宮境内には無し。近隣駐車場利用
(京都市営岡崎公園駐車場、みやこめっせ 京都市勧業館駐車場など)

 

【京都市左京区】下鴨神社(賀茂御祖神社)


▶公式:下鴨神社

世界遺産にも登録されている「下鴨神社」。紀元前から祀られていた記録が残る由緒ある神社で、地元の方たちからは親しみを込めて「下鴨さん」と呼ばれています。

新年の初詣時期には非常に込み合い、出町柳駅の方の鳥居まで、延々と行列ができるほどの人が訪れます。

七五三まいりでは、まずはお祓い。その後、神主さんによる祝詞が挙げられます。神さまの「ご加護や利益を得る」ために、主役である子供と神様とつないでもらいます。続いて、子どもたちによる「二礼二拍手一礼」のお祈り。最後に巫女さんによる鈴祓いをしてもらい終了です。

大仕事を終え、頑張った子どもたちに「千歳飴やお守りの入った記念品」が渡されます。子どもたちにはコレがメインかもしれませんね。ともあれ、これでこれからの成長もしっかりと神様に見ててもらえますね。

お参り後も下鴨神社は見どころがいっぱいです。境内には小川が流れていて、朱色の建物とのコントラストが美しい。

橋の向こうでは「水みくじ」もあります。水に浮かべて占うおみくじは風流でいいですね。

本殿南側に広がる、散歩道と小川が気持ちいい「糺の森(ただすのもり)」は、「源氏物語・枕草子」にも登場する原生林。

平地に残る原生林はとても珍しいですね。あたりは紅葉が始まっていて、ゆっくり散歩すると心が洗われるようですよ。君が代に歌われる「さざれ石」は必見です。

一番南に位置する「河合神社」は今、若い女子に大人気なスポット。顔が描かれた「手鏡の形をした絵馬」があり、自分の使っている化粧品を使ってお化粧を施し、裏に願いを書いて奉納します。

そのお化粧をした絵馬が可愛く、インスタ映えするとあって、若い子たちの間で流行っていますよ。せっかく下鴨神社に来たので訪れてみて。

受付時間

9:00〜16:00

受付場所

本殿右手「ご祈祷受付」

祈祷料

5,000円

衣装貸出

提携業者「丸善衣装本店」にて

アクセス

電車

京阪電車「出町柳駅」下車、徒歩で約10分。

自動車

阪神高速8号京都線「鴨川西IC」より約30分

駐車場

200円/30分

近くのカフェでちょっと一休み

近年下鴨神社を訪れる人達に、徐々に人気が出てきている「カフェ ベルディ」のコーヒーは、後味のすっきりした味わいと香り。豆の選別、焙煎、抽出温度とこだわりが半端ない!

浅煎り・中煎り・中深煎り、深煎りと、20種を超える豆から好みのコーヒーを飲むことが出来るのはスゴイ。気に入れば豆を購入することもできますよ。

 

【京都市北区】上賀茂神社(賀茂別雷神社)


▶公式:上賀茂神社

下賀茂神社から更に北に上っていくと、こちらも世界遺産「上賀茂神社(賀茂別雷神社)」があります。賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)が正式名称。

ご祭神はその名の通り、「雷神・雷」。かつてこの地を支配していた古代氏族「賀茂氏」の氏神を祀る神社です。

一ノ鳥居、二ノ鳥居をくぐると現れる、2つの盛砂「立砂」。神様が降りられる憑代とされています。

それを過ぎると小川を挟んで、朱塗りの楼門がお出迎え。気持ちがどんどん高まっていきますね。

下鴨神社と一緒に、毎年5月15日に行われる「葵祭」は、数少ない王朝風俗の伝統が残されているお祭り。優雅できらびやかなお祭りで、日本の歴史の長さを再確認できますね。

比較的観光客も少なめで、落ち着いた雰囲気が漂うのが上加茂神社です。

随時「七五三」のご祈祷を受け付けていますが、やはり11月がおすすめです。千歳飴の用意は10月からされていますが、11月に入ると、お土産としてもらえる「おもちゃ」の種類が多く、選ぶ楽しみが増しますよ。

ご祈祷の申込みをしたら貰える「上賀茂神社メダル」は男の子が喜びそう。

七五三受付時期

随時(七五三プラン10月1日〜12月10日)

受付時間

9:00〜17:00

受付場所

二ノ鳥居内祈祷受付所

祈祷料

5,000円〜

衣装貸出

七五三プランにて可能

アクセス

電車

JR「京都駅」・地下鉄「北山駅」・京阪「出町柳駅」・阪急「大宮駅」より市バス上賀茂神社行き乗車、「上賀茂神社バス停」下車すぐ

自動車

阪神高速8号京都線「鳥羽IC」より約35分

駐車場

100円/30分(繁忙期は500円/1回)

 

【京都市伏見区】伏見稲荷大社


▶公式:伏見稲荷大社

世界遺産でもある伏見稲荷大社。全国に30,000社あるといわれる、わたし達の身近にある「お稲荷さん」の総本山です。

日本人だけでなく外国人にも人気・知名度が高く、江戸時代から続く真っ赤に染まった千本鳥居が特徴です。赤い鳥居の数に圧巻!鳥居が連なる様はインスタ映えしますね。

鳥居をバックに写真を撮る際は、入り口付近は人が多く混み合います。ずーっと鳥居のトンネルは続くので、20〜30メートルほど歩けば写真を撮りやすくなりますよ。

11月に入ると七五三で訪れるちびっ子達で賑わいます。祈祷してもらうと「お守り・千歳飴・風船・おもちゃ」がお土産としてもらえます。おもちゃも数種類から選ぶことができます。お気に入りがあるといいですね。

時期

11月中

受付時間

8:30〜16:30

受付場所

本殿左側の祈祷受付

祈祷料

5,000円

アクセス

電車

京阪本線「伏見稲荷駅」より徒歩5分

自動車

阪神高速道路「上鳥羽IC」より約10分

駐車場

あり

 

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