もう傘は持ち歩かない!傘はシェアリングでレンタルしちゃおう

天気予報を見ると帰る頃には雨が降りそう。朝から傘を持ち歩くとやっぱり邪魔になりますよね。電車の中、ショッピング中など、手が塞がっていると何をするにも不便です。

都心を中心に、近年広がりを見せているのが「傘のシェアリングサービス」。雨が降り始めてから傘をレンタルすることができるので、降ってないときに 傘を持ち歩く必要がありません。

このサービスを利用すれば、突然の雨で仕方なく買う「コンビニのビニール傘」が家に溜まってしまうことも減らせます。使い捨て傘の本数を減らせて環境にも良いし、無駄なものを買わずに済むので、お財布にも優しいですね。

少しずつ全国に広がっている「傘をレンタル・シェア」できるサービスを紹介します。

 

【全国18都道府県】レンタルアンブレラ


▶公式:ダイドードリンコ

街のいたるところに設置されている自動販売機。ダイドードリンコの自動販売機では、傘が設置されているスポットが全国で約500台あります。突然の雨で困った際など、この傘を自由に借りることができますよ。

「レンタルアンブレラ」と名付けられたこのサービス。みんなきちんと返しに来るのかと、気になるのは返却率ですよね。しかし、2016年に大阪で調査したところ70%もの傘がしっかりと返却されたそうです。

このレンタルアンブレラはなんと無料。いつも利用してくれる方々が喜んでくれるために、と設置されています。その志には頭が下がりますね。

気になるのは設置箇所ですが、残念ながら非公開。設置箇所は随時ブラッシュアップされ、より良いスポットへと移転していたりします。

返却されるように考えられているため、基本的に繁華街の街中にはありません。会社内の自動販売機や、コインパーキングなど、用事を終えると戻ってくるような所に重点的に置かれています。

大阪で始まり、首都圏、そして全国へとどんどん広がっているこのサービス。生活圏内にダイドーの自販機があればチェックしてみましょう。

 

【東京・福岡】アイカサ


▶公式:アイカサ

傘のシェアリング「アイカサ」は、2018年に渋谷で始まったサービス。店舗やオフィスの空きスペースに「アイカサスポット」が設置され、突然の雨で困った際に傘を借りることができますよ。借りた傘はどのアイカサスポットで返してもOK。乗り捨てレンタカーのような感覚で傘を借りられますね。

サービスには「LINE」を活用しているのでとっても手軽です。事前に「アイカサ」を友達登録をしておけば、すぐにスポットを検索できて便利。傘についている「QRコード」を読み込めば利用開始なのでとっても手軽ですよ。

アイカサは渋谷・上野を中心に展開され、2019年05月には福岡でもスタートしました。アイカサスポットは250ヶ所、シェアできる傘は40,000本超え。LINEを使った手軽さだけでなく、90度曲がっても折れにくいなど傘の性能やデザインにもこだわることによって、みんなが丁寧に扱ってくれるのかもしれませんね。

利用料金は1日24時間以内なら何度借りても70円です。使った傘を返却し、別の所でもう一度借りても同一料金。降ったりやんだりを繰り返す日には、とても便利ですね。

もちろん毎回小銭を用意する必要はなく、LINE Pay決済で借りられます。売り上げの1%が環境団体へ寄付されるのも気持ちがいいですね。