琵琶湖でやってもいいの？滋賀で手持ち花火が出来るスポット

夜、みんなで集まると花火をしたくなりますよね。しかし最近は規制が厳しくなり、花火ができる所も少なくなってきました。

どこで花火をしたら良いのでしょうか。滋賀県で花火ができる場所を紹介します。

草津〜長浜までの「湖岸道路」沿いの公園は花火ができるの？

滋賀といえばやっぱり琵琶湖ですよね。琵琶湖の東岸を北上していく湖岸道路（さざなみ街道）は、ビューポイントも満載の人気のドライブコースです。

数キロごとに駐車場も設置され、気持ちの良い緑地が広がっています。ここは「都市公園湖岸緑地」と呼ばれ、車を停めるのに困ることもないし、琵琶湖で花火をするのに良さそうな場所。

しかしながら、この緑地は花火や火遊びなどの火気の使用は「禁止」です。大津市公園緑地協会のPDF（南湖東岸地域・湖東湖北地域）に掲載されていました。

Yahoo!知恵袋などでは看板がないところなら花火ができるという意見もありますが、厳密には禁止されています。緑地での花火は諦めましょう。

滋賀で花火ができる公園

琵琶湖沿いの緑地が無理なら、公園で花火をしましょう。他の都道府県では市内にある「すべての公園」で花火は禁止とされている場合もありますが、さいわい滋賀県ではそういった市町村は多くありません。

滋賀県内の花火が出来る公園をいくつかリストアップしてみます。

この他にも多くは市立公園なので「市」で花火禁止とされていない限り、花火の利用は可能です。

近くの公園でも「花火禁止」の看板がなければ基本的に大丈夫。注意書きがないかよく確認し手から花火をしましょう。

瀬田川や野州川などの「河川敷」で花火は出来る？

大津を流れる「瀬田川」、野州市や守山市の間を流れる「野州川」などの河川敷は広いスペースがあり花火もしやすそうですよね。河川敷での花火の扱いはどうなっているのでしょうか。

「国土交通省 近畿地方整備局 琵琶湖河川事務所」によれば、打ち上げ花火や大きな音がなる花火は禁止となっています。手持ち花火については表記がないため、手持ち花火なら行っても良いようです。とはいえ場所によって禁止されている場合もあるので、まわりの看板や注意書きをよく確認する必要があります。

また河川敷をはじめ、川沿いには下草が植えられている所も多くあります。特に枯れ草になっていると、簡単に燃え移ってしまうため十分に気をつけましょう。

海水浴場でも花火ができる所がある！

琵琶湖なんで海水浴ではなく正確には湖水浴ですが。ビーチでも花火の使用がOKなスポットがありました。ビーチなので近隣から離れていますが、22:00までには終えるようにしましょう。

ココではやっちゃダメ！花火「禁止」のスポット

滋賀県内には明確に花火の使用が禁止されているスポットがいくつかあります。琵琶湖沿いで集まりやすい所ばかりですが、禁止になっているので注意しましょう。いくつか紹介します。

【琵琶湖沿い】都市公園湖岸緑地

前述の通り、琵琶湖沿いに広がる湖岸緑地は花火は禁止です。ちなみに琵琶湖の西側、大津の湖岸緑地も「大津市内の県営公園」にあるように花火は禁止。琵琶湖沿いの緑地公園では花火は諦めましょう。

【大津市】大津湖岸なぎさ公園

近江大橋のたもと、サンシャインビーチのある「大津湖岸なぎさ公園」。4.8kmもある水辺公園で琵琶湖と親しむのに絶好の公園です。

JR大津駅からも10分と好アクセスで、みんなで集まるのにもピッタリですが残念ながら花火は禁止となっています。

【彦根市】松原水泳場

1kmにわたり白砂が続く松原水泳場。「鳥人間コンテスト選手権大会」の会場としても有名ですね。海岸沿いの松林の松林も美しく、海水浴シーズンには家族連れも多く訪れるスポットです。

松原水泳場は花火およびバーベキューなど、火気の使用は一切禁止となっています。