予約なしで行ける所も!関西のおすすめ「さくらんぼ狩り」農園

5月下旬から6月にかけては「さくらんぼ」の季節ですね。山形など東北のイメージがありますが、関西でもさくらんぼ狩りのできるスポットがあるんです。

しかしやはり関西圏でさくらんぼを育てるのは環境的に容易ではなく、不作の場合は数が極端に少ないなんてこともあります。それでも子供には色んな体験をさせてあげたいですよね。

関西にある「さくらんぼ狩り」が出来るスポットを紹介します。予約不要で当日行けるところもありますよ。初夏の味覚さくらんぼを楽しみましょう。

 

【兵庫県朝来市】アダチ観光農園


▶︎公式:アダチ観光農園

兵庫県北部の朝来市にある、有名なさくらんぼ狩りスポット。「さくらんぼ」だけでなく「桃狩り」や「ぶどう狩り」もできる観光農園です。

生育条件の厳しいさくらんぼは、全てビニールハウスで厳格に栽培されているので、雨の日でも濡れることなく、安心してさくらんぼ狩りができますよ。

3つのさくらんぼ園からなる広い農園で、18品種230本のさくらんぼの木が栽培されています。粒が大きく甘いさくらんぼを食べ比べすることができますよ

完全予約制で100gの試食付き。100gといっても1粒5gと仮定すれば20個は食べられますね。食べ放題ではないので超過分は全て買取。子供が夢中になってもぎ取り過ぎないようにだけ注意しましょう。

さくらんぼ狩りのできる時期

6月上旬〜下旬

予約の有無

完全予約制
5月中旬より予約開始「18:30~19:30」の間に電話予約。予定人数になりしだい締切。

料金

1人1000円・100gの試食付き

アクセス

北近畿豊岡自動車道「和田山IC」から約10分

帰る時に寄りたいところ

車で20分ほど走れば天空の城で有名な「竹田城跡」がありますよ。

城の下に雲が広がる雲海は特に朝方に現れるので難しいかもしれませんが、上まで登ると「よくこんなところに城を築いたな」と感心させられますよ。もちろん眺めも抜群です。

 

【滋賀県蒲生郡竜王町】体験交流型農業公園 道の駅 アグリパーク竜王


▶︎公式:道の駅 アグリパーク竜王

道の駅にある、農業をテーマにしたアグリパーク竜王。1年を通して「いちご・さくらんぼ・桃・ぶどう・梨・柿・さつま芋」など様々な収穫体験が出来る人気スポット。

予約の必要がないのでさくらんぼのシーズン中、思い立った時に「さくらんぼ狩り」に行けるありがたい施設。当日9時に受付開始ですが、土日は特に込み合うので前倒しに受付開始することも珍しくありません。「朝8時に現地にいないとさくらんぼ狩りは出来ない」と言われるほど。平日ならそうでもないですが、休みの日に行くなら早めの行動をおすすめします。

前日に受入れ予定人数を公式ツイッターにてお知らせしてくれています。必ずチェックしてから出発しましょう。

道の駅アグリパーク竜王の「農村改善センター」で受付を済ませると、提携している果樹園に向かいます。ハウス栽培ではないですが、さくらんぼの木の上にシートを張ってくれているので雨でも大丈夫ですよ。

その日に案内される果樹園によって違いますが、食べられる品種は「香夏錦・高砂・佐藤錦・南陽・ナポレオン」など種類も多いです。鈴なりに実った「さくらんぼ」が30分間食べ放題となっています。糖度の高い、甘くて美味しい「さくらんぼ」を、思う存分食べられますよ。

さくらんぼ狩りのできる時期

6月上旬〜下旬頃

予約の有無

予約必要なし。
当日9:00より受付。先着順

営業時間

9:00~17:00
月曜休園

30分食べ放題料金

大人1800円
子供1300円
3歳以上800円

アクセス

JR「近江八幡駅」より近江鉄道バス「近江八幡駅南口バス停」乗車「道の駅アグリパーク竜王前」下車すぐ

名神高速道路「竜王IC」から約10分
駐車場あり。(100台)

アグリパーク竜王で一日楽しめる!

さくらんぼ狩りをした後には「近江牛のバーベキュー」でゆっくり過ごしましょう。すべて用意してもらえる「手ぶらバーベキュー」なので手軽に利用できますね。要予約なのであらかじめ予約しておきましょう。

食事の後は、動物ふれあい広場で「ひつじ・ポニー・うさぎ・やぎ」などの動物と触れ合えますよ。餌をあげたり、近くで見て触ったりできるのは子供達も大喜びですね。

帰る前にはジェラートを食べましょう。竜王町の山之上地区で取れた、季節の果物や野菜が入ったジェラートです。「スナップえんどう」なんて変わった物までありますよ。

 

【滋賀県高島市】マキノ農業公園 マキノピックランド


▶公式:マキノピックランド

琵琶湖の北西部にある、果物狩りが出来るだけでなく、農産物直売所、ジェラートの製造販売、グラウンドゴルフなどが併設された農業公園。

「ブルーベリー・ぶどう・林檎・栗・さつまいも」といった果物狩りができますが、「さくらんぼ狩り」のみ予約は受け付けていません。「明日さくらんぼ狩りに行こう」に答えてくれる農園ですね

ビニールハウス内でのさくらんぼ狩りなので、天気に関係なく訪れる事ができます。化学農薬・化学肥料の使用を極力控えて栽培されているので子供に食べさせるにも安心な「さくらんぼ」ですよ。いきなり現地に行っても販売していません。現地についたらまずピックランドセンターハウスへ行き、入園券を入手しましょう。

マキノピックランドでは、訪れた時期によって異なった種類の「さくらんぼ狩り」ができるのが特徴です。それぞれ値段や、お土産のシステムも違うのであらかじめチェックしておきましょう。

シーズン初めの5月下旬には中国桜桃。小さい粒ながらも、とっても甘い品種となっています。シーズン中盤6月上旬からは甘果桜桃です。この品種は高級さくらんぼの「佐藤錦」があまりにも有名です。シーズン終盤の6月中旬からはアメリカンチェリー。甘果桜桃の一種であり、粒が大きく歯ごたえも楽しめるのが特徴ですよ。

お土産付きの食べ放題なので、否が応でも気合いが入りますね。

さくらんぼ狩りのできる時期

5月下旬〜6月下旬

予約の有無

必要なし

営業時間

9:00~16:00
水曜日休みが多いが変動あり。要ホームページにて確認。

30分食べ放題料金

「中国桜桃」5月下旬~
中学生以上…1200円(200gのお土産付き)
小学生…800円(200gのお土産付き)
3才以上…500円(お土産なし)

「甘果桜桃」6月上旬~
中学生以上…1600円(お土産なし)
小学生…1200円(お土産なし)
3才以上…800円(お土産なし)

「アメリカンチェリー」6月中旬~
中学生以上…1600円(200gのお土産付き)
小学生…1200円(150gのお土産付き)
3才以上…800円(お土産なし)

アクセス

JR湖西線「マキノ駅」下車 高島市コミュニティバスマキノ高原線「マキノピックランド」下車すぐ

北陸自動車道「木ノ本IC」から約30分。
無料駐車場あり(160台)

目の前の道路

マキノピックランド前の道路は、紅葉の名所で有名な「メタセコイア並木」です。まだまだ紅葉には程遠い時期ですが、生き生きと新緑が生い茂る時期もとても美しいですよ。

針葉樹「メタセコイア」が2.4kmにわたって植えられている道をのんびり散歩しましょう。写真映えするのでSNSに投稿するのにもピッタリですよ!

マキノピックランドではレンタサイクルもあるので、並木道を自転車で颯爽と走るのも気持ちが良いですね。

 

【兵庫県丹波市】フルーツファーム春日


丹波市観光協会

大阪からもほど近い丹波市にある観光農園。園内には200本にも及ぶさくらんぼの木が育てられています。

香夏錦・正光錦・佐藤錦といった品種のさくらんぼが食べられます。どれも佐藤錦の子供や孫に当たる存在ですが、中でも佐藤錦の人気は御存知の通り。国内産さくらんぼの中でも人気NO.1ですね。

フルーツファーム春日のさくらんぼも、ビニールハウス栽培となっているので雨でも安心です。

こちらは食べ放題ではありません。しかし、その年どしの収穫見込みによってシステムが変わります。数年前の豊作時には食べ放題(2500円食べ放題)が登場したことも。取ったばかりの艶々さくらんぼを子供と一緒に楽しみましょう。

さくらんぼ狩りのできる時期

6月上旬〜中旬

予約の有無

要予約

営業時間

9:00〜16:00
不定休

料金

1人1000円(果実もぎとり100g)

アクセス

JR福知山線「黒井駅」下車、徒歩約10分

舞鶴若狭自動車道「春日IC」より約6分
駐車場あり

丹波市には寄れる所もたくさん

食にこだわった「道の駅」の施設と、子供が遊べる遊具もある、広い公園が特徴の道の駅 丹波おばあちゃんの里。さらに、かつて「山の神湯」と呼ばれていた、情緒ある温泉施設「国領温泉」では、名物のひとつイノシシの鍋も頂くことができますよ!日帰り温泉も出来るので寄って帰ってはいかがでしょう。

 

食べ放題だと満足度高し!

さくらんぼ狩りは「食べ放題」を採用している所も多いです。一個あたりが小さいので、「いくらでも食べられる気がする」のもワクワク感が増します。こちらで紹介しているのでチェックしてみて下さいね。

子供と行くなら必須!関西の「食べ放題付き」さくらんぼ狩り施設