明日が運動会でも間に合う!リレーで少しでも早く走る方法

今年こそは事前にしっかりトレーニングしてから挑もうと思っていた「運動会」が目前に迫ってきました。毎日忙しいし、雨が続いたし、何より面倒くさい…。なんだかんだで結局今年もぶっつけ本番になってしまいました。

もう今更トレーニングする暇はないけど、子供にかっこ悪い所は見せたくないですよね。少しでも早く走るコツをおさえておいてリレーに備えましょう。3つのことを意識して走るだけで、格段に早く走ることができますよ!

短時間で早く走れるようになるので、走るのが楽しくなります。新たな趣味の扉が開くかもしれませんね。

 

走る前にまず姿勢を正そう

綺麗な姿勢が取れるかどうかは、走る上で重要な役割を占めます。普段、仕事でPCとにらめっこをしていたりスマホを見る際など、覗き込むように見てしまい、頭が前へ傾倒して「前かがみ」になっている人って結構います。

猫背の状態から走り始めた後、走る時に急に姿勢がよくなることはありません。丸まった状態では力が伝わらず、効率が悪い走りになってしまいます。走る前には綺麗な姿勢が取れるかどうかをまずチェック!

 

ポイント1. 地面を足で押す!

蹴るのではなく、強く地面を押すイメージを持つと走りやすい。

早く走るためには、足の回転を早くする、1歩1歩の歩幅を伸ばすことが重要です。大回りしないように空き缶を真上から足で押しつぶすイメージで走りましょう。

そもそも「かかと」から着地してしまうと足の回転が遅くなってしまうし、太ももの裏側を怪我してしまう可能性があります。

そして「走る」というのは「地面をつま先で押す、反動で膝が上がる」の繰り返しです。よく「太ももを上げろ」と言われますよね。モモが上がることによって歩幅を伸ばすことも可能になります。足で地面を押したときの「反発するエネルギー」を使って進むと、効果的に速く走れますよ。

 

ポイント2. 腕の振り!

早く腕を振れば、連動して足の回転も早くなります。

ただし腕を大きく降ることを意識しすぎると身体がブレてしまいます。身体がブレると無意識のうちに加速にブレーキをかけている事になってしまうんです。意識しすぎず、肘を軽く曲げた状態で「真後ろに引く」イメージで走るといいですよ。これで上半身のブレも抑えられます。

その際、肩に力が入りやすくなりますが、上半身は力を抜きリラックス。脇を締め、軽く拳を握り、「引く」イメージで走りましょう。どうしても拳をグッと握ってしまうなら、手のひらを開いた状態、「パー」にしたまま走るのもアリですよ。

なによりもリラックスした「自然な腕振り」を心がけるのがポイントです。

 

ポイント3. しっかり前を向く!

前述したように、走っているときの姿勢はとっても大事。

走り始めは前傾姿勢を取り、空気抵抗の影響がなるべく少なくなるようにします。走っているとだんだん身体が起き上がってきますが、目線が下がってしまうと肩が下がり猫背になってしまいます。猫背では地面からの反発を十分に吸収できず、力が発揮できません。

姿勢を正し、しっかり前を向いて走る!ことが重要です。

オリンピック選手の為末大氏も、「スタートは転ぶ寸前まで体重をかけ、走るときは背筋をピンと伸ばす」と著書で語っています。着地した足に重心を乗せるイメージを持つと、スムーズな体重移動ができますね。

 

みんなの早く走るコツ