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七夕を理解できる「3歳児」に読んであげたい、おすすめ絵本4選

もうすぐ七夕ですね。お家でも笹を飾って、子供と一緒に願い事を短冊に書きますよね。行事ごとはきちんと参加し、子供にも伝えていきたいですね。

七夕は「織姫と彦星」が一年に一度出会える日。その七夕にまつわるお話の絵本を、読み聞かせてあげましょう。想像力を高めてくれる幻想的で美しい絵本から、テンションの高いドタバタ系まで様々な絵本が出版されています。

物事をきちんと理解できるようになる「3歳児」に読んであげたい、七夕の絵本を紹介します。

 

たなばた〈こどものとも〉傑作集

たなばた (こどものとも傑作集)【(再話)君島 久子, (絵)初山 滋】

この「七夕」のお話は、みんなが知っている「いつもの話」と違った、紀元前から中国に口頭で伝わってきたお話が元になっています。七夕の話が「こんなにも感動的だったなんて。」と読み聞かせているママの方が涙してしまいますよ。

天女である織姫と結婚した、牛飼いである人間。しかし織姫は結婚に反対した神様に連れ戻されてしまいます。

牛飼いはどこまでも追いかけるが、空に浮かぶ「天の川」に阻まれてしまう。お母さんを恋しがり泣く子供達。その子供達の機転で・・・。

読んでいる子供も共感しやすいお話になっています。淡い色彩で描かれ、幻想的な絵が想像力を掻き立ててくれますよ。透明感のある美しい絵本は、夢を与えてくれます。

発行されてから40年も経つので、子供の頃読んだママも多いかもしれませんね。世代を超えて愛され続けている絵本のひとつですね。

 

たなばたセブン


たなばたセブン (ワンダーおはなし絵本)【(著)もとした いづみ, (イラスト)ふくだ いわお】

ヒーローものが大好きな子供にぴったりな絵本。この絵本の主人公はカッコイイ正統派ではなく、感受性の豊かなちょっと抜けたところが愛らしいヒーロー。

七夕の前日にやってきた「たなばたセブン」は、「てるてる坊主」を作り始めます。七夕の夜の空が晴れるようにと。子供達みんなも参加し、たなばたセブンがお話をしてくれます。

純粋な「織姫と彦星」のお話、短冊に書く願い事は欲しいものではないということ。大切なことを子供達に伝え続けるヒーローが格好良く見えてきますよ。

きっと、家に飾る今年の笹には「てるてる坊主」がぶら下がっていることでしょうね。

 

 

たなばたウキウキねがいごとの日！


たなばたウキウキねがいごとの日!【(著)ますだ ゆうこ, (イラスト)たちもと みちこ】

たぬき村の「ポコくん」とキツネ村の「キコちゃん」が彦星と織姫に見立てられ、七夕の設定が子供にも「とっつきやすい」内容になっていますよ。

友達がいないポコくんは短冊の願い事に「いっしょにあそべるともだちができますように」と書きます。その後、風にのって飛ばされた短冊が、隣のキツネ村のキコちゃんのもとに飛んでいきます。キコちゃんはたぬきに化けて、たぬき村を目指し歩き始めます。

天の川の見つけ方、七夕の由来、飾りつけの作り方、「七夕そうめん・短冊サラダ」などの料理のレシピまで色んなことを知ることが出来る絵本になっています。

何より「友達がほしい」という願いは現代的。ほっこりするストーリーで感情移入しやすいですね。

 

たなばたバス


たなばたバス (チューリップえほんシリーズ)【(著)藤本 ともひこ】

大人気「バスくんシリーズ」の3作目は、星空が舞台。「おりひめさま」の願いを叶えるために「ねずみくん」が大活躍します。全身を使って参加できる所も多く、一緒に楽しめる絵本になっていますよ。

七夕の夜は大雨になる予報。「おりひめさま」のために黒い雨雲を吹き飛ばす方法とは・・・。ねずみくんたちが考えたおもしろアイデアは、絵本を読みながら一緒にやってしまうこと間違いなし。

「はっしゃしバース」「いってきバス」などのダジャレも健在。読んでいて楽しくなる「これぞ絵本」といえる楽しい絵本です。バスくんシリーズを知らなくても、この一冊からファンになってしまいますよ。

 

 みんなの「七夕」絵本

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